欠点という名の長所

(今日のコトバ)

 

 

 

欠点を分解してみろ。

武器になる機材がたくさんある。

 

 

自分の欠点と思っている部分を違う角度から

見つめ直したことがあるだろうか。

例えば不器用。鈍臭くて、のみこみが悪くて、

習得するまで人一倍時間がかかる。

何かを覚えようとすると、まわりの人に遅れをとる。

あまりいい材料ではないように思える。

ただ、結果を出す人間は不器用な人間もたくさんいる。

ひとつひとつは習得するまでに時間がかかるが、

一度覚えたら完璧に覚えている。

時間がかかった分、根気が尋常でないほどついている。

何事にもねばり強くなり、

あきらめない精神力も育成できる。

欠点が、長所になる一例だ。

他にも、探せばあるはずだ。

欠点という名の長所。

もしかすると、もう無意識で気づいているかもしれない。

真剣に探してみよう。

その欠点が人生を守る。

その欠点が人生の武器になる。

その欠点が人生を素晴らしいものにするのだから。

 

 

 

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志は未来

(今日のコトバ)

 

 

 

未来ならいくら間違えても消せる。

 

 

 

記録されてしまった過去は消しようがない。

誇れる過去は歴史として胸を張れるが、

思い出したくもない過去はできれば記憶から消去したい。

考え方を過去におくと、いじることは難しいものだ。

だが、考え方を未来においたら、どうだろう。

想像したものがカタチになる前なら、

いくらでも修正可能。

夢見ることにも資本はいらない。

ムチャ、ヤンチャも無制限にできる。

「未来」は、壮大なスケッチブックなのだ。

いま、直しようのない過去にめげている人がいたら、

志を未来に向けよう。

そこから、気持ちが晴れてくる。

自分の可能性が広がっていく。

もっともっと積極的になれる自分を確認できるはずだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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ひとつじゃない

(今日のコトバ)

 

 

白と黒で決めつけたら、24色のクレパスが泣き出した。

 

 

 

 

右か、左か。白か、黒か。善か、悪か。

話を簡単にするために、二極化するケースがある。

ただ、人生の問題は二つで割りきれるほど単純ではない。

極と極の間にある様々な要因が、

いくつもの極をつくり、いくつもの色をつくる。

そして、その各々の極に答えがある。

その答えを探すために人生があるといっていい。

答えは、ひとつじゃない。

どんな夢にも無数の方法がある。

どんな勝負でも無数の勝ち方がある。

自分で失敗して、傷つきながら、

夢を勝ちとればオリジナルの方法になる。

答えがひとつでない人間は、人生は、素晴らしいのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

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チャンスは巡る

(今日のコトバ)

 

 

走っていれば、また、挑戦権が得られる。

 

 

 

途中でやめてしまえば、それで終わりだ。

夢も理想も、そこで終焉を迎える。

「やればできるんだ」とか、

「あいつよりオレの方が上」とかいってみても、

歩みを止めてしまえば、すべて負け犬の遠吠えになってしまう。

反対に、トップを走れなくても、

少々ドン臭くても、あきらめずに走っていれば、

夢を実現するためのチャンスは何度も訪れる。

走ることを止めないのだから、前進している。

走ることを止めないのだから、ライバルがあきらめる。

走ることをやめないのだから、見ている人が見ている。

そう、やめないことでチャンスは巡る。

はじめた頃は、たいしたことがなくても、

長く続けたことによるキャリアも大きな武器になるのだ。

いま、スランプに陥って結果がでなくても、

長く続けているものがあれば、絶対あきらめるな。

必ず自分の武器になる。必ず自分の身を守る。

そして、夢や理想を叶えるためにチャンスを手にするのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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ホーム

(今日のコトバ)

 

 

敗れてボロボロになっても、

帰ってこれるホームグラウンドを持て。

 

 

 

帰る場所がある。だから、ムチャできる。

疲れて、負けて、ボロボロになった時、

帰る場所がなければ辛く悲しい。

戦場とはいわないまでも、

社会は戦いの場でもある。

帰る場所にやすらぎがなければ、

ストレスとプレッシャーで押しつぶされてしまうだろう。

極論をいえば生きていけないかもしれない。

帰る場所、ホームがあるのは、

人間の最初の幸せなのだ。

いま、あたりまえのように帰る場所がある人は、

それだけで幸せ者。

そこがあるから生きられるのだし、

明日に強く踏み出せるのだ。

だから、帰る場所を大事にしよう。

心の底からホームと呼べる場所にしよう。

そこが、人間のエネルギーの源泉なのだから。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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誇りと、愛

(今日のコトバ)

 

 

 

チカラは自分でつけるもの。

だが、チカラが湧くのはあの人がいるからなんだ。

 

 

 

 

「おくりびと」がアカデミー賞外国語映画賞を受賞した。

朝からマスコミだけでなく、日本人の僕らもソワソワしていた。

日本代表が世界で評価されると、心の底からチカラが湧いてくる。

オリンピックもそう、WBCもそう、イチローもそう、北野武もそう、

宮崎駿もそう、村上春樹もそう。

世界を舞台にしてチカラを発揮できる日本人を見ると、

誇りを感じると同時に、自分のチカラもまだまだあるのではないかという

気持ちにさせられる。

また、自分の尊敬する人、自分の愛する人のためにも、

チカラを発揮したいと思う。チカラを発揮して、その人たちに喜んで

もらえることほどの快感も人生にそれほどない。

もちろん、自分がチカラを持つのが前提だ。

その上で、誇りに思える出来事や愛する人がいると、

チカラは想像以上に発揮される。

もし、いま、自分のチカラが発揮しきれていないとしたら、

誇りと思える状況に身をおこう。

愛するあの人をイメージしてチカラを発揮してみよう。

今までより、もっとチカラを発揮できる。

そして、自分の夢への距離が短くなるはずだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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命を鍛える

(今日のコトバ)

 

 

命を過保護にするのは、人生のためにならない。

 

 

ゆとり教育以降だろうか。平和を目指してきた戦後だろうか。

人間は、命を必要以上に大事にしてきたと思う。

もちろん、命は大事にするべきものだ。

だが、守ることばかり重視して、攻めることを忘れた命は

どうなってしまうだろう。

命を懸けても戦うという言葉が死語になってしまうかもしれない。

少し厳しい表現になったが、もっと端的にいうと

命を鍛えなくていいのかという問題があると思うのだ。

子どもの頃、怒られたり、殴られたり、痛い目にあうことで、

命はメキメキと鍛えられた。

だからこそ、命の大切さも理解したと思う。

ゆとり教育がもたらした、教師が怒れない、殴れない。

先輩も怒らない。ケンカした記憶がない。

そして、親にも殴られたことがない人間が増加したら、

この国はどうなるのだろう。

もっといえば、子どものうち怒られなかった人々が、

社会の荒波で障害物にぶちあたった時、

自分で解決するチカラを持てるだろうか。

社会が昔に比べて、甘くなったりはしていない。

怒られる、痛い目にあうことなど頻繁に起こる。

その時の心と体の癒し方は、

子どものうちに習得していなくては遅すぎる。

いま、この国のモラルを問う人々が増えている。

ほんとうにそう思うのなら、

子どもの教育を、もう一度見直そう。

そこに、育成の答えがある。

そこに、人間の答えがある。

そこに、日本復活の答えがあるのだ。

 

 

 

 

 

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おだてる人に注意

(今日のコトバ)

 

おだてる人は、たたき落とす人。

 

 

調子よく、人を気分よくする人がいる。

その場の雰囲気で話をあわせ、適当に、感情なくおだてる人。

誰のまわりにも一人はいるだろう。

その人は、ほぼその場限りで相手をおだてる。

だが、本気で信じてしまうと痛い目にあってしまう。

簡単に人をおだてたり、ほめる人は、

反対に相手が悪いという情報が流れると、

筆頭になってたたき落とす人になるのだ。

自分で判断がつかなくても、

相手を徹底的に悪いと言いふらす。

だから、気をつけるのだ。

安易に自分を褒める人を、いい人と決めつけてはいけない。

むしろ、慎重に付き合った方がいい。

冷静に、時間をかけて付き合えばいい。

人と人との間には、簡単に絆は生まれない。

短期間で生まれるはずもない。

必要以上におだてる人は怪しい人なのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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臆病者は頭を使う

(今日のコトバ)

 

 

臆病者に勝る策士なし。

 

 

試された時、

ビビってしまったり、不安になったりする人がいる。

そのことを臆病者と批判する人もいるけれど、

本当にそうだろうか。

もちろん、頭の回転が止まってしまうほどあせってしまうと、

上手くいく可能性は低くなってしまうが、

あるていどの臆病は大切だと思う。

臆病であるから、これから起こることの策を練る。

臆病であるから、相手の状態を分析する。

臆病であるから、逃げることも考える。

つまり、臆病であるから頭を使って次の手を打つのだ。

だから、人間の本能として持っている臆病を

大切にしよう。計算できたり、経験したことがあることには、

臆病にならなくなる。実は、そのことの方が問題だ。

たいがいにマンネリ化したところで、

ミス、ロス、トラブルが起こる。

人間の臆病力が、人生の様々な問題を未然に防ぐのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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貴重な人

(今日のコトバ)

 

 

 

一番はじめに駆けつけてくれる人は、

ゴールドメダリストです。

 

 

 

 

真摯にやってくれる人を大切にしたい。

相談事に熱心に応えてくれる人も大切にしたい。

他人のことなのに、自分のことのように動いてくれる人は貴重だ。

長い人生でも、それほどたくさんは出会えないと思う。

ただ、もし、自分のまわりで貴重な人に出会ったら、

こちらから大切にすべきだと思う。

その出会いが人生を変える。

自分の人生を支えてくれる人がいる安心感。

できれば、絶対、生きるために一緒にいたい人間だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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