(今日のコトバ)
勝ったところに、負けの芽が。
負けたところに、勝ちの芽が。
WBCでキューバに勝った。アマチュア世界一といわれ、
オリンピックでも、WBCでも、常に金メダルか銀メダルを獲る相手に勝った。
普通ならここで世界最強宣言をしてもよさそうなものだが、
日本には有頂天になれないわけがある。
それは、永遠のライバル・韓国。
日本がキューバに勝ったと国民が大騒ぎをしている時に、
韓国もメキシコに勝って、また、日本は戦わなければならない。
東京ラウンドでも、コールドゲームで勝ったかと思えば、0-1で負けてしまう。
勝っても絶対勝利ではなく、負けても絶対敗北ではない。
つまり、勝っても、次に負ける原因があり、負けても、次に勝つ原因がある。
これは、日韓の間だけではなく、人生にも同じことがいえる。
勝っても力を抜いたら、いつでも敗者になる。その反対もしかり。
常勝とは、コトバの世界だけに存在する夢。
人間は、人生のどこかで必ず敗者になる。
その時、どう行動するかで、人生が逆転する。
だから、面白いのだ。
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