(今日のコトバ)
ふしあわせも、誰かをしあわせにしていると思うと、
しあわせに値する。
甲子園では春の選抜大会が開催されている。
どのチームも県大会のトップ校。21世紀枠もあるので
一番ばかりではないにしても強豪校には変わりない。
地元では負け知らず。だが、この大会になると一回戦で
負けてしまうこともある。
ここまで勝ってきたのだからいいや、と思うか。
これだけ頑張ったのになぜ負けるんだ、と思うか。
勝者と敗者が必ず生まれる。
最後まで勝ち続けられるのは1チームしかいない。
人によっては、チームによっては、たった一回負けただけでも、
不幸になってしまう人がいる。自分のミスで負けた人は
痛切に後悔するかもしれない。
だが、そのミスがあったすらこそ、相手は勝利を幸せを
手に入れたともいえる。
難しいけれど、誰かが幸せになることで、
誰かが不幸せになることはあるのだ。
だから不幸せでもいいとはいわない。
ただ、自分の行動が相手を幸せにしていることもあると
知っていてもいいのではないか。
人生は、幸せと不幸せのシーソーゲーム。
いつもいつも幸せとは限らないし、
かといっていつも不幸せとは限らない。
だとしたら、幸せをいったんパスする時期があってもいい。
やがて自分に幸せが戻ってくると信じて。
人間は、いろいろな出来事を経験しながら
成長していく生き物なのだ。
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