権力の側の知性

 

(今日のコトバ)

 

人の権力が嫌いだったあなたが、

自分の権力だけはかわいがってしまう。

 

 

 

自分の生きている環境において、

上から権力という名の圧力をかけてくる。

人にストレスを与えて平気でいる。

だれでもまわりに一人二人いるはずだ。

権力を行使する側からすれば、

「自分は正しいことをやっている」

「上にいるのだから権力を使ってあたりまえ」

「オレだって上からやられてきたんだ」など。

いい分はいろいろあるだろう。

ただ、権力は使っている人より、

使われている人の方がしんどい。

そこをわきまえないと、

パワハラの権化となってしまう。

これが自分がやられている側である時は、

分岐できるのだが、

自分が権力の側に立つと、

パワハラの権化になったりする。

あれほど他人からの権力に

苦しんでいたのに、

自分も同じことをしている。

同じように権力を行使としていると

わかっている人はまだいい。

まったくわからずに

権力を行使している人もいる。

そこが権力の怖いところ。

自分が権力の側に立ったら、

自分で意識してチェックしていないと、

嫌だったパワハラ上司と変わらなくなる。

いま、どのポジションに自分がいるか。

もし、権力の側にいるなら、

しっかりと自分の足元を見つめて、

力の使い方を考える。

権力のある側が意識しなければ、

権力は巨大化し、

人の上で暴れまわる。

そのことを忘れてはいけない。