(今日のコトバ)
ほんとうに強い人は、
いつも強い人を捜している。
強さって何だろう。
弱い人を踏みつけることではない。
強さをむやみやたらと誇ることではない。
つねにファイティングポーズを
とることでもない気がする。
自分のまわりで、
ほんとうに強いと思える人を
思い浮かべると、
ひとつだけ同じ行動を
続けていることに気づく。
それは、自分より強い人を
捜しているということ。
自分のフィールドで、
あきらかに自分より強いと
思われる人を捜して、
そこを越えようと努力している。
弱い人を踏みつけるより、
強さを誇るより、
もっと強い人を捜して
切磋琢磨する。
つまり、強さの正体は、
向上心にあると思えるのだ。
その考えが正しいか正しくないかは
わからない。
ただ、ほんとうに強い人は、
現状維持を嫌う。
もっと、もっとの気持ちを
持っている。
人が強さに憧れる時、
ほんとうは、その向上心に
憧れている。
そこは間違えないようだ。