ひとつひとつの言葉が自分の使者

 

(今日のコトバ)

 

言葉があなたのすべてではないけれど、

他人は言葉であなたのすべてを感じてる。

 

 

どういう人か。

他人を判断したり、

自分が判断されたり。

いい人だとか、

いやな人だとか、

判断基準は、人それぞれだ。

ただ、その判断はほぼその人が発する

言葉が決めているといっていい。

どんな言葉を発するか。

ものわかりがいい言葉をいったり、

優しい言葉をいってくれたりすると、

いい人になる。

いちいち反抗する言葉をいったり、

辛辣な言葉をいったりすると、

いやな人になる。

大雑把だが、この分け方だけでも、

まわりの人の半分ぐらいは当てはまる。

もうひとつ大きな勢力は、

あたりさわりのない言葉を使って、

敵も味方もつくらないタイプ。

この3種類がまわりにいる。

簡単な分類が成立する。

ただ、この分類は、

言葉で分けられている。

そう思うと、

自分の発する言葉は大切になる。

「人はその言葉通りの人になる」とか、

「行く言葉が美しければ、

来る言葉も美しい。

行く言葉が汚ければ、

来る言葉も汚い」などともいう。

人は言葉によって、

人間性をみられている。

だからこそ、ひとつひとつの言葉を

自分の使者と思って伝えるべき。

自分は言葉ですべてを判断されている。

そのことを忘れてはいけない。