傷をつくって、人生をつくる

 

(今日のコトバ)

 

傷つけば磨かれ、

傷つけば強くなり、

傷つけば優しくなる。

傷つくことで人はつくられていく。

 

 

 

「傷つく」

人生で何度も経験する。

人はその度、

傷をいやそうとする。

特に、心の傷は、

自分で自問自答しながら

癒さなければならない。

なぜ、胸が痛むのだろう。

なぜ、わかってもらえないのだろう。

なぜ、許してもらえないのだろう。

なぜ、嫌われるのだろう。

なぜ、騙されるのだろう、、、、。

なぜ、なぜ、なぜと自問しながら、

傷を癒す。

いい自答ができれば、

それが成長となって、

賢くなったり、強くなったり、

優しくなったりできる。

もちろん、そばにいる誰かに

癒されることもある。

だが、心の傷は自分で癒すことが大切。

自分で癒すことが、

すなわち自分の成長にもつながる。

つまり、

傷つくことから自分で立ち直ることが大切。

致命傷になるような傷は避けなればならないが、

かすり傷ぐらいはいくらでもつくってもいい。

その傷をつくっていくことが、

実は自分という人間をつくっていくことにもなる。

「傷が自分を磨く」と考えることもできる。

人は傷によって、

人生をつくり上げる。

そう思って生きていくこと。

それが自分をつくるための

人生の礎になると信じて

生きていけばいいのだ。