(今日のコトバ)
答えはもう出ている。
聞いているのは、
背中を一押しする言葉だ。
「何かを決めかねている。
一緒に相談にのって欲しい」
そんなことをいわれることがある。
「AとBがあるんだけど、
どっちがいいと思う」
そんなことをいわれたこともある。
判断をしてほしいと
頼んできているようでもある。
だが、こういう相談の時は、
たいがいもう答えは決まっている。
AとBなら、Aがいいと思っている。
ただ、聞きたいのは、
自分の考えが正しいと確認できる答え。
あるいは、自分の考えに
賛同できる答え。
反対の意見などは望んでいない。
相談を持ちかけられたのだから、
何かしら答えてあげることは必要だが、
できるだけ本人の意見を尊重してあげる。
本人の思っている方向を
アシストしてあげる。
それでいい。
あまりにも間違っていて、
どうにもならない時だけ気をつける。
だが、それ以外は本人の意志に沿う。
一つのコミュニケーションの
とり方だ。