(今日のコトバ)
「過ち」と書く。
「過去」のことは、
どこかに直すところがあるのだ。
思い返せば、
過去において、
後悔すること、
反省することは
たくさんある。
数限りないともいえる。
中には、
後悔をしたまま
放置したものもあれば、
反省して修正したものもある。
ただ、過去の「過」という字は、
あやまちという意味がある。
過ぎ去ったすべてのことが、
どこかあやまちが
あるのかもしれない。
そう考えると、
振り返ったり、
過去に目を向けたりすることが、
前へ進めない一因だ
という人もいるが、
そうとばかりもいえない。
しっかりと過去をいい意味で
清算して、あるいは、反省して、
現在に、未来に、役立てる。
もっといえば、
現在、未来のために過去はある。
そのぐらいの気持ちで
生きてもいいのかもしれない。
過ちと書いて、
「あやまち」と読むことは、
人生の指針の一つになると思う。