(今日のコトバ)
常識とは、
非常識の過去形である。
そもそも常識は、
昔、非常識なことばかりだった。
技術を含めた開発は、
すべて非常識を常識にしようと
研究開発した結果だ。
そう思うと、
常識を重んじるとか、
常識的生きるとかいうのも、
昔から考えれば
常識的なことではない。
だからこそ、
常識という概念を
広くとらえなければいけない。
常識は大事。
大切にして生きることに
こしたことはない。
ただ、常識ばかりにとらわれると、
新しい世界の扉を
閉ざすことにもなりかねない。
反対に、
非常識ばかりで生きると、
世の中から相手にされなくなる。
「常識と非常識」
どちらも必要なもの。
常識は非常識の過去形だし、
非常識は常識の進化形。
そのことを忘れずに、
常識と非常識を考えていこう。