(今日のコトバ)
傷は、もう不幸になるなというサインです。
誰にでも傷のひとつやふたつある。
体にある、心にある、さまざまな場所に傷はある。
体の傷は、なぜ目に見えるように痕が残るのだろう。
それは、もう同じ間違えをおかすなというサインとして残るのだ。
心の傷は、なぜ気持ちがあるところへ動くと疼くのだろう。
それは、もう同じ痛みをうけないようにというサインとして残るのだ。
つまり、傷は人生という道の標識の役割をしている。
もし、いま、人生の分岐点にあって、
傷を思い出すことがあったら、
そこでよく考えろ。
傷をつくった状況を思い出せ。
そのことによって、同じ間違えをおかさなくなる。
同じ痛みをうけなくなる。
人間は学びながら生きる生き物。
傷というサインを見失わなければ、
正しい選択ができるはずだ。
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