(今日のコトバ)
感情的になって強くなり、
感傷的になって弱くなり、
生きものは人間に成長していく。
人間には、喜怒哀楽がある。
感情で生きているのだから、
あたりまえともいえる。
そして、喜怒哀楽があるからこそ、
人間は人間らしく生きていける。
もし、喜怒哀楽がなくなったら人間は、
どんな生きものになるだろう。
少なくとも、
人間という考え方が
変わってしまうのではないか。
ロボットに近い存在に
なってしまうのではないか。
最近は、
昔の人々に比べて
喜怒哀楽が少なくなったという。
少なくなるのは時代のせいで
仕方ないかもしれないが、
まったく失ってはいけない。
人間が人間でなくなってしまう。
もちろん、喜怒哀楽が激しすぎて、
手がつけられないようでは困るが、
人間は感情の生きものだ。
喜怒哀楽があっていい。
喜怒哀楽をなくしてしまうと
息苦しくなって、
生きることがつらくなる。
人間は感情の生きものであることを
忘れてはいけない。