わがままで自分の世界観を守る

(今日のコトバ)

 

わがままを上手に使える人を、

才能のある人とよぶ。

 

 

 

鼻につくくらい生意気な人がいる。

仲間として一緒にいるのは勘弁してほしい。

ただ、才能を競う場では少し事情が違う。

むしろ特別に優れた才能をもつ人間は、

生意気であり、わがままだ。

それは、人より優れているから生意気ということもあるだろう。

だが、本来は自分の考えをまっとうしたい、

まわりがまだ自分の力に追いついていない、

という状況に妥協という表現ではなく、

わがままという表現で伝えているだけだ。

人との関係を妥協でつくるのはたやすい。

わがままと浮いてしまって生きることの方が、よっぽど面倒くさい。

わかっていても自分のスタンスをくずさないためには、

わがままな態度で自分の世界観を守る。

それも、才能のある人間にとっては必要なことだ。

あなたには、わがままになるぐらい特別な才能はありますか。

誤解を氷解

(今日のコトバ)

 

冷たい手と冷たい手でも、

握っていれば、やがて温かくなる。

 

 

 

無視する。相手にしない。絶交する。

まったくお互いの気持ちが交差するところが

無くなってしまうと人と人の関係は修復できない。

ほんとうにどこにもつながる部分がなく、

課題を解決する糸口もみえず、

心も拒絶しかありえないなら、

しかたない。ただ、人と人との関係で

完全にシャットアウトしてしまう関係は、

悪の道にひきずりこまれる意外は

あまりないと思う。少なくても一度は、

いい関係があったからこそ付き合いがあるはずだ。

だとしたら、冷たくなった心と心でも、

もっと近づいて話し合うべきではないだろうか。

誤解、曲解は意思の疎通が足りないことからはじまる。

まず、もう一度、出会った頃のようにまではいかなくても、

フラットな気持ちで会話をしてみよう。

もし、誤解が氷解できたら、絆はもっと強くなる。

また、冷たくなった心が再び温かくなる。

人は、冷たい関係の中で生きてはいけない。

 

インドも被害国であるが、大地震の起こったパキスタンに

救済活動や被災者支援を行う用意を明らかにした。

パキスタン大統領はこの声明に対し謝意をあらわした。

大地震という不幸な出来事ではあるが、対立する二つの国が

手と手を結んで助け合う。救援、支援と同時に、ここに

温かい関係ができれば、新しい絆が生まれるはずだ。

生きるスピードを上げすぎている

(今日のコトバ)

 

スローに生きて気づくものがある。

スピードをあげて忘れるものがある。

 

 

 

日々の忙しさに身をまかせていると、

何かが頭の中からどんどん落ちていくように

ものごとを忘れていく。

数分しかたっていないのに、

「あれ、何だっけ」と何度も繰り返す。

人生が駆け足で進んでいく。

反対にのんびり生きると、

道端の花の咲き方にも気づいたりする。

何も自然の変わり方を知ることが

大切なことではないが、

人間は、生きるスピードを上げすぎている。

ちょっとより道でいい。

自分の生きる時間をゆっくりに変えてみよう。

少しスローに生きるだけで、

人間の本来吸い込まなくてはいけない空気がしっかり吸える。

人間は機械ではない。機械のマネをして

回転スピードをあげすぎると生きてはいけないのだ。

加速度的に走り出す人生

(今日のコトバ)

 

恨んでいるのは、

キミにNEXTがはじまっていないからだ。

 

 

 

いつまでも恨むことってあると思う。

時間がたってもたっても恨んでいる。

でも、その時、恨んでる時の自分の状態は

どうだろう。恨んでばかりいて、

恨むことに勢力を傾けて、

少しも次のステップを踏もうとしていないのではないか。

恨む行為は、自分に次のビジョンが見つかり、

それに向かって走り出せば、

自然と消える。いや、恨むより、夢という気持ちが上回り、

恨みは追い出されて行く。

もし、いま何かを恨んでいる状態にあるなら、

次のビジョンを見つければいい。

そして、そのビジョンを追求すればいい。

また、人生が加速度的に走り出すはずだ。

忘れることの天才

(今日のコトバ)

 

忘れてしまったことは、神様が記憶の頁を破り捨てたのだ。

もう捜さなくていいんだよ。

 

 

ときどき忘れてしまうことが多いな、と感じる。

どうしても思い出したいのだけれど、

いくら考えても出てこない。

ちょっと気持ち悪い時もある。

だけど、忘れてしまったことは、

それほど追わなくていいと思う。

どうしても思い出さなくてはいけないものは別として、

自然に忘れているものを、

一生懸命に記憶から引きずり出すことはない。

人の記憶容量は無限大などというけれど、

神様は時間を使って、忘れた方がいいものを

どんどん記憶から消してくれている。

記憶が多いということは、

思い出を背負うということにもなる。

無理に背負ってがんばる生き方より、

ほどよく忘れて、重荷にならずに自然に生きようといっている。

だから、忘れたことに焦ることなく、

それもまたよしとして生きよう。

人は、忘れることの天才なのだから。

自分という最高の夢と希望

(今日のコトバ)

 

ニッポンには、キミがいる。

 

 

 

この国に、キミがいることが大事なのだ。

絶対唯一の存在。小さくても、大きくても。

無名であれ、有名であれ。

そんなことはどうでもいい。

オリジナルな人格をもった、

オリジナルな人生。

それを大事にしよう。

甘えるのではなく、

自分自身で自分を大事にすれば、

素敵な人生を築けるはずだ。

自分という最高の夢と希望をもって

歩めば、道は広く、長く開かれていく。

もっともっと大事にしよう、自分自身を。

クリアすれば次の夢にチャレンジしたくなる

(今日のコトバ)

 

一回戦で負けたくない。予選で敗退したくない。

決勝まで残りたい。優勝するんだ。

人生の目的は、それでけですべてだ。

 

 

 

人の夢は、どこまでも貪欲だ。

ひとつうまくいけば、またひとつ。

またうまくいけば、さらに上を目指す。

ひとつの夢を実現することで、

人は自信をつけ進化していく。

その進化の歩みが途絶えないうちは、

人はどんどん大きくなれる。

例えば、どんな分野でも、その頂上までいった人は、

途中で終わった人より、大きな世界で生きている。

人の記憶にも大きく残っている。

もし、いまあなたがいま、夢に向かって邁進しているなら

まず、目先の課題をきっちりクリアしよう。

クリアできれば、次への夢にチャレンジしたくなる。

そして、その次へのチャレンジしたい気持ちが

あなたを進化させていくのだ。

 

米メジャーリーグ、ア・リーグ地区シリーズでヤンキースが

2勝2敗のタイに追いついた。きっと、松井秀喜はこの地区

シリーズという課題をクリアし、ワールドシリーズチャンピオン

という夢に邁進していることだろう。

苦しみの処理方法

(今日のコトバ)

 

苦しみはまとめて超えてしまった方がいい。

苦しみを小割りにするといつまでもつらい思いをする。

 

 

 

病気も酷くなると手術をして完治をめざす。

悪くなったものは、できれば一気にやっつけてしまいたいものだ。

苦しみもそう。「ここでこの苦しみを乗り越えれば楽になる」

と考えたならば、その期間集中して苦しみと対峙し、

終わらせてしまおう。きちっと苦しみを処理しておけば、

それほど苦しみばかりはやってこない。かりにやってきても

乗り越える術を知っている分、対処の仕方もわかる。

ただ、きちっと苦しみの処理の仕方をマスターしておかないど、

小さな苦しみ、大きな苦しみが何度でもやっていくる。

だからこそ、頭から苦しみの経験をマスターし、

同じところでつまづかないように生きよう。

ぶちあたっても、よけてもいい。

苦しみのいちばんいい処理方法を

自分であみだすのだ。

成長のきっかけは、ほめること

(今日のコトバ)

 

ほめられることで、未知の力を手に入れる。

 

 

 

人が成長する時って、どんな時だろう。

何か成果がみえた時は成果が出ている以上、

もう成長してしまっている。

当然、成果が自信になりさらなる進歩もあるが、

まずはじめの成長のきっかけは、ほめられることだと思う。

「できるね」「うまいね」「さすがだね」

とわかりきった言葉でも、人は嬉しいものだ。

これが先生、上司、先輩、尊敬する人がほめてくれると、

嬉しいだけでなく、やる気も生まれてくる。

だから、がんばってる人には声をかけてあげよう。

正しく本人の生き方を見て、正しくほめてあげよう。

きっと、その人は大きく羽ばたく。

きっと、その人は前へチャレンジしていく。

そして、あなたのかけがえない存在になっていく。

ミスも大事に

(今日のコトバ)

 

ミスって言葉、軽いじゃない。

1回2回は許すってことなんだ。

 

 

 

人間は、ミスする動物だ。完璧なんてありはしない。

ただ、ミスのすべてを否定していると、

小さくまとまってつまらない人間になってしまう。

細かいミスならかまわない。荒々しさをの残して

大きく大きく進化すればいい。

近年、人々の個性がなくなったといわれるが、

これはミスを無くすことばかりを良しとした教えの

せいでもあるだろう。個人情報のしめつけだってある。

ただ、あまりにコンプライアンスだらけだと、

逆くに狂った行動を起こす人間が増えていく。

昨今の猟奇事件の多さもそうだ。

だからこそ、もっとミスに寛容になろう。

致命的なものは緊張感をもって避けていくにしても、

簡単なミスはかまわない。

もっと、みんなでミスを大事にしよう。