ほめて伸ばす

 

(今日のコトバ)

 

想像力は、

ほめられるたびに高度成長期に入る。

 

 

 

ほめられて伸びるという。

怒られて、叩かれて、

しごかれて伸びるという昔型の

育成は、いま、はやらない。

パワハラになることもある。

もっというと、ついてこれる人が

いなくなったともいえる。

どちらがいいかわからないが、

少なくても、想像力や発想という分野では、

ほめて伸ばす方が結果が出るように思う。

怒るなどの過度な緊張を与えた場面で、

卓越した想像力、面白い発想が出たとこを

見たことがない。

伸び伸びと自由にやらせてみて、

能力を発揮する。

もちろん、想像するため、発想するためにも

基礎の部分は必要になる。

基礎を身に着けた上で、ほめて伸ばす。

想像力のあるといわれている人も、

想像力がないといわれている人も、

ほめてみる。

そこに想像力が豊かになるヒントが

あるはずだ。

 

 

 

 

人生に無駄なし

 

(今日のコトバ)

 

無駄な時間という判断は、

つまらない人間の下す決断である。

 

 

 

生きることに無駄なことって

あるだろうか。

無駄だと思っていたものが、

実は、必要なこと、

あるいは必要悪だったりすることが

あまりにも多い。

例えば無駄な時間。

何もしなかった時間を

無駄な時間だと思うことがある。

ただ、その時間があったからこそ、

気持ちがリフレッシュできることもある。

上手くいかなかった時間も、

のちの人生で役に立つこともある。

無駄なモノもそう。

買ってしまったけど

使えないモノは、

もう同じモノを買わないという

経験が生まれる。

その時役立たたないモノでも、

のちの人生で役立つこともある。

そう考えてみると、

無駄なことはそれほどないともいえる。

もっといえば、

もったいないという考え方も含めると、

無駄なことはほぼなくなる。

だからこそ、簡単に無駄だと思わない。

どれもこれも生きるために意味がある。

そう思うことが大切だ。

たどり着いたところがゴール

 

(今日のコトバ)

 

人間には、

人間の数だけ目的地が用意されている。

 

 

 

 

あたりまえだけれど、

人には人の数だけゴールがある。

一つも同じゴールはない。つまり、

一つも同じ人生はない。

いま、人と違う生き方を悲しんだり、

人と同じに生きられないから

苦しんでることも、

たいしたことではない。

あたりまえのことなのだ。

同じゴールを目指していないのだから、

同じにできる必要はない。

もっといえば、

できなかった先を突き進むと、

新しい人生が広がるかもしれない。

人生はゴールを決めて走るものではなく、

生き抜いた先がゴールになることもある。

もちろん、

目標設定としてのゴールは大切だ。

ただ、だからといって、

ゴールができなくてもいい。

人と同じゴールにならなくてもいい。

自分には自分の道程がある。

自分には自分のゴールがある。

そして、

たどり着いたところがゴールにもなる。

そう思うと、少しだけ気が楽になるのだ。

生き抜いた力がある

 

(今日のコトバ)

 

大人は、子供のつらかったことをみんな忘れて、

子供の方が良かったと思っている先輩です。

 

 

 

 

大人を生きていくのは、しんどい。

ついついグチもいいたくなる。

弱音を吐きたくもなる。

やり場のない苦しさを抱えることがある。

そして、つぶやいてしまう。

「子供の頃は、良かったな」と。

だが、よくよく思い返してみると、

子供の頃は子供の頃で、つらかった。

中間、期末のテストがあって。

受験があって。

先輩しごかれて。

友人とケンカして、、、、、。

稼がなくていいというだけで、

子供は子供でつらかった。

そう思うと、

人間、いつの時代もつらさを背負っている。

大人だけじゃない。

子供もつらかった。

そして、その時代を自分の知恵で

なんとか乗り越えてきた。

だからこそ、いま、生きている人は、

みんな強さを備えている。

自信をもっていい力がある。

そのことを忘れてはいけない。

 

慣れは人のグレードを上げる

 

(今日のコトバ)

 

慣れは、

人生の強化策が成功した結果である。

 

 

 

 

研修や訓練、または長く続けていると、

人は慣れてくる。

この慣れが、

人生の大きな武器になっている。

慣れたから、人生が楽になったことが

どれだけあるだろう。

まずは、人づきあい。

時間を共有して人間関係が慣れてくると、

気をつかわずに付き合える。

技術においても、

新人研修などで教えられたことが、

何年かすると上手にできるようになる。

人生でいちばん大事な人間関係と

技術取得は、慣れが大きなポイントになる。

つまり、慣れることが人生を強化していく。

もっと大きな人間になる。

もっと強い人間になる。

もっと凄い人間になる。

そのために慣れは必要。

もちろん、慣れすぎ、慣れ合いなど、

良くないこともある。

だが、慣れことが

人としてのグレードを上げる

ことは間違えない。

とにかく、慣れることから考えるのだ。

 

生きるために必要な欲求

 

(今日のコトバ)

 

足りないものがあるから、

そこを埋めようとして生きる。

人は、その作業を進化という。

 

 

 

 

誰もが何か手に入れたいと、

日々、考えているだろう。

大なり小なり、

大きさはともかく、

いつも何かを手入れたいと

思ってるはずだ。

欲求といえるかもしれない。

その欲求があるということは、

「もっと生きよう」と自分の意思が

前向きに進んでいること。

つまりは、

進化しようとしていることなのだ。

何かを手に入れたいと思うことは、

生きようとする源泉。

手に入れたいと思うものが大きかったり、

たくさんあったりする人は、

人生、好調といっていい。

反対に、手に入れたいと思うものが

あまりない人は、

人生、それほど

うまくいっていないのかもしれない。

その人は自分の人生を点検してみよう。

どこか行き詰っていることがある。

その行き詰まりを取り除くためにも、

手に入れたいものをつくることが

第一の解決になるのだ。

 

熱い人がいる、熱い人になる

 

(今日のコトバ)

 

熱のある人のまわりに、

人はあたたまりにくる。

 

 

 

 

何か事を起こす時、

その中心に情熱をもった人がいる。

時に、リーダーだったり。

時に、最前線にいる人だったり。

情熱という熱を燃やし、

熱い気持ちで物事に立ち向かう。

その熱さに引き付けられて、

まわりの人が動いていく。

この情熱をもった熱い人がとても大切。

反対に、情熱のある人が

いない時のことを考えてみよう。

誰も嫌々行動する。

誰も責任をとらない。

誰も熱さがない等。

時々、そんな事に出会うこともある。

だが、そういう時は、

いい方向へは向かわない。

失敗へ向かっていくといってもいい。

だとすれば、

物事を成就させるには熱い人が必要。

必ずといっていい。

そして、熱くなれるのが自分であると、

やりがいも出てくる。

人生に起こる様々な出来事に

熱くなれると、

人生が有意義で

面白いものになるはず。

熱い人に自分がなる人生を

生きていきたい。

感覚のあう人は、幸せをもっている

 

(今日のコトバ)

 

人は、人との距離をはかりながら、

幸せになれる位置を探している。

 

 

 

 

ノリが近いとか。

リズムがあうとか。

フィーリングばっちりとか。

人は、自分と感覚のあう人を探している。

特に、プライベートは、

感覚のあう人と時間を過ごしたい。

もちろん、まったく感覚の違う人に

刺激を求める場合もある。

ただ、この場合、長くは続かないし、

一時で終わる場合が多い気がする。

では、なぜ感覚のあう人といたいと思うのか。

それは、一言でいえば

幸せになりたいということ。

感覚のあう人と時間を過ごして、

楽しいひとときを過ごしたい。

面白さを共有したい。

同じ方向を見ていたい。

つまりは、幸せになりたいという

一言に集約される。

4月になると、

入学、入社なので新しい出会いがある。

その時、感覚のあう人を探すのは、

幸せを探すこと。

無意識に幸せを探している。

たくさんの新しい幸せが生まれる

時期でもあるのだ。

 

 

 

プラスにすれば幸せになる

 

(今日のコトバ)

 

ひがんでいる人は、

幸せがいつも少なく配られる。

 

 

 

成功。勝利。達成、、、、。

それら他人の結果を、

まともに称賛できない。

どこかに嫉妬心がある。

どこかでひがんでいる。

誰にでも、少しはそんな気持ちがあるだろう。

ただ、ひがんだからといって、

自分が幸せになることはない。

ひがむ数だけ嫌な人になっていく気もする。

まわりからみたら、

それこそ、ひがみ根性丸出しで、

かっこわるく映る。

もちろん、ひがむこと、嫉妬することから、

反撃のエネルギーがわくこともある。

だが、ひがんでいるだけでは、

どんどん自分が劣化するだけだ。

さらにいえば、

ひがんでると幸せも避けて通る。

称賛したり、反省したり、

普通のことを普通にすることの方が、

自分の人生にとってプラスになる。

プラスになるということは、

幸せになるということにもつながる。

どの気持ちを選択かは

自分の意識次第。

どうにでもなるのだ。

知識は知識を求めている

 

(今日のコトバ)

 

人間が進化したのは、

知識がふえればふえるほど、

知識がないことを痛感してきたからだ。

 

 

 

 

一つのことを理解すると、

その先のわからないことがふえる。

研究とか、学問とかを突き詰めると、

そのことの繰り返しといって

いいかもしれない。

繰り返すことで、もっと深い知識をつけ、

知の財産を蓄える。

実は、そこが人間の強み

といっていいのではないだろうか。

知識をつけただけで終わらない。

その先へ、その上へ、進化を求める。

それができるからこそ、人間。

もし、自分が知識をつけることを

止めてしまっていたら、

進化が止っている時だと思っていい。

もっと知識を求めていたら、

まだまだ進化する。

いちばん簡単に自分が進化しているか

判断する方法だと思う。