愛せるか、愛せないか

(今日のコトバ)

 

愛のない場所に、花は咲かない。

 

 

 

事務的になにかを処理することは、

マニュアルを習得すれば誰でもできる。

ただ、そこに夢や希望をこめた一大事業を

完成させようと思ったら、たやすい気持ちでは実行できない。

最後までやり遂げるという意志と、不屈の行動力が必要だ。

そして、それにも増して重要なのは、

その事業に愛情をもてるかということになる。

テーマをもってひとつの完成型をめざすには、

テーマを本気で愛することができなければなならない。

愛しているからこそ、意志を貫徹できたり、

屈しない心を維持できるのだ。

もし、いま、やるべきか、やらぬべきか、迷っている

テーマがあるのなら、愛せるかという尺度で考えてみよう。

愛せると判断したらやる。愛せないと判断したらおりる。

きっと、ベストに近い選択ができるだろう。

 

東京女子国際マラソンで高橋尚子が優勝した。

苦しい2年のブランクをへて復活した。

「多くの人に支えられて、本当にここに帰ってきました」

とインタビューで答えた。自分の夢だけでなく

人の力も借りてき走ったことを確信した彼女は、

さらに凄いランナーになるだろう。そして、

マラソンを通じて人に対する愛を深く感じたのではないだろうか。

何かが起きたときに何かをしてあげる

(今日のコトバ)

 

近くにいれば、心が凍る前に温められる。

 

 

 

遠くにいると、以心伝心だの、意思疎通だの、

人間がもっている魔法の効力って使えないと思う。

気持ちでつながることはあっても、

何かが起きたときに何かをしてあげられるかと考えると、

難しいことが多すぎると思う。

何かをしてあげたいと思ったら、やっぱり近くにいてあげることだ。

そして、相手を気づかうことを忘れずにいれば、

温かい関係でいれる。温かい心でいれる。

近くにいることを、大事にしよう。

その行動が財産になる

(今日のコトバ)

 

ここ一番に、キミが一番になれ。

 

 

 

人生に訪れる大きな波に、

のれるか、のれないかは重要なポイントになる。

その日のためにベストな準備をし、

絶対に機を逃さないことが条件だ。

とはいえ、どんな準備をしていても、

様々な不測の事態が起こり

力を発揮できないこともある。

そんな時に後悔のないように、

全力を振りしぼろう。

全力を出して一番を目指そう。

目指した結果、夢が叶わなくても、

その行動は報われる。

経験という財産をつくり体が、頭が、

蓄積している。

一番を目指したという力を忘れない。

きっと、次の機があれば、

その時、その財産を使うことができる。

もし、機がこなくても、

その財産は違った形で消化され、

自分が誇れる自分になるための

エンジンになる。

だから、一番を目指そう。

全力で走ろう。

成長しなが生きることは、

素敵なことだ。

それでバランスをとる

(今日のコトバ)

 

人間は、本物と偽物どっちももっている。

 

 

 

例えば、天才的アーティストでも、

金銭に汚かったり、だらしなかったり。

例えば、会社でうだつのあがらないオヤジでも、

海でサーフィンボードに乗れば別人になって光輝く。

それでいい。それでバランスをとっている。

だから、自分のもっている本物を大事に、

自分のもっている本物で勝負しよう。

本物の部分がキミのイメージになれば、

キミは豊かに生きていける。

幸せに生きていける。

正しくほめてあげよう

(今日のコトバ)

 

ほめて道を示せば、まっすぐ歩いていける。

 

 

 

ほめられると、人の気持ちは素直になる。

ほめてもらった人の言葉を、素直に聞けるようになる。

ほめることは、人に多大な効果を与えるのだ。

ただし、いつもほめてばかりでは効果は薄れる。

大事なポイントでタイミングよくほめることが必要だ。

そのためには、ほめる人のことをよく見ていなければ、

きちっとほめてあげられない。

ポイントをはずしては、ほめる効果も期待できない。

いま、道に迷っている人がいたら、

じっくりとその人の特長を見極め、

いいところを発見しほめてあげることだ。

人は、自信をもち出したらどこまでも伸びていくのだから。

座るのは自分の選んだ指定席

(今日のコトバ)

 

人生は、自由席なふりして指定席だ。

 

 

なにも人生が宿命で決められているというわけではなく。

誰もが自分の夢や希望に向かって走っていって、

その結果、たどり着いた場所には、

指定席が用意されているということなのだ。

自由に生きてきても、規制の中で生きてきても、

自分が座っている席は、自分で金をためて、

力を発揮して買った指定席なのだ。

また、努力が足りなくて座ってている席も

やっぱり自分が選んだ席に変わりはない。

だからこそ、どうせ座るのなら自分の座りたい席を

指定席にする努力があっていいと思う。

人は、自分が行けると思ったところまで行ける。

そして、自分が描いた席にどっしり座る

ことができるのだから。

二つの力

(今日のコトバ)

 

自力の上に、他力。

 

 

 

自力だけで踏ん張って物事をやろうとしてもうまくいかない。

他力だけで任せっきりで物事をすすめようとしてもうまくいかない。

自分の力で基礎をつくり、その上でネットワークから

様々な力で支えてもらう。ベストのパフォーマンスをするには、

それが一番効果的な構造だ。

力のバランスは、最終的にどちらが大きいかわからないが、

二つの力を上手に使う。

ただし、はじめの指針と基礎は自分でつくる。

それを肝に銘ずれば物事は成就しやすくなるのだ。

声をあげて気づかせる

(今日のコトバ)

 

迷子になったら大声で叫べ。

誰かが捜しにきてくれる。

 

 

ひとりになって寂しくなると、

自分がどの位置にいるのかわからなくなる。

道で迷うだけでなく、人生で、夢の途中で、

迷うこともあるはずだ。

その時、迷いから救われるいちばんの方法は、

声を出して迷っていることを、

まわりの人間に伝えることだ。

道の近所の人なら、今どこにいるのか教えてくれる。

人生の途中でも、その過程を知っている人ならアドバイスはできるだろう。

夢の途中なら、サポーターにだってなってくれるかもしれない。

ただ、声をあげなければ誰も気づいてはくれない。

人は、興味のない人と以心伝心はできないのだ。

もし、解決しなくてはならない悩みごとがあるなら、

大声で伝えよう。さまざまな人たちが

さまざまな解決方法を持参して

あなたを支えてくれるはずだ。

今日はいいことをつくる日

(今日のコトバ)

 

今日もまた、いいこと探しの一日が始まる。

 

 

 

朝起きた時、憂鬱で会社へ行きたくない、

学校へ行きたくない、行動したくないことってあると思う。

その一日に起こることが、楽しいことでないと

わかっていれば、憂鬱になるのもしかたないことかもしれない。

嫌な気分を引きずりながら一日を始めてしまうと、

本当に辛く悪いことばかり起こってしまう。

ならば、始めから今日はいいことをつくる日だと

決めてしまうのはどうだろう。

同じ作業をするのでも、前向きに楽しんでのぞむのと、

後ろ向きに苦しんでやるのとでは、気持ちも力の発揮具合も違う。

結果、ポジティブに考えた方が、

気持ちよく作業ができ、スムーズに事が運ぶ。

ネガティブに考えると、いちいち悲観的になって

つまずきつまずき作業しなければならない。

「今日もいいことがある」

そう決めれば、いいことは必ず起こる。

いいことを探している人と、そうでない人とが

いいことに出会う確率が違うのはあたりまえなのだから。

いいことを探そう。そして、前向きに取り組め。

あとは、幸運がついてくるから。

自分史は負けない

(今日のコトバ)

 

偉くなったつもりで自分史をつくってみよう。

大変な歴史をつくってきたじゃないか。

 

 

 

どんな人間にも紆余曲折があって、おもしろいこと、悲しいこと、

様々なことがあったはずだ。それも数十年生きてくれば、

凄いことをしでかしてきたこともひとつやふたつではないと思う。

でも、人間は苦しくなるとその記憶を忘れてしまう。

ダメ人間だ、しょうもない人間だと思ってしまう。

なぜ実力がないのかと自分に対して疑問をもってしまう。

そんな時、自分の力がないなんて思わないように、

自分史をつくってみると自信がわく。

どんな苦しみを越えてきたのか、どんな栄光があったのか、

どんな失敗があったのか、どんな成功があったのか、

年代をおって書き出して目につくところに張り出してみるといい。

あなたの人生は、誰にも負けない凄い人生なはずだ。

なぜならそれは、誰もあなたの人生を経験していないのだから。

そう思えば、心にまた自信を蘇らせ堂々と生きていける。

苦難も力強く踏みつけていけるはずだ。