(今日のコトバ)
人間はいつも揺れているから、命を感じるんだ。
一本の道をまっすぐに歩き続けるべきだと思っている。
だが、そう思うということは、常に揺れている自分がいるともいえる。
やりたいと思うことと、やれることは違う。
やれると思うことと、やらせてもらえることは違う。
右を走っているけど、ライバルは左を走っている。
前ばかり見ていると、目標は後ろにあることもある。
まっすぐな道でも、デコボコしてまっすぐ進めない。
自分の思いと異なると、人間の心は揺れる。
ただ、心が揺れるといういうことは悪いことではない。
揺れるからこそ、生きていることを確かめられる。
揺れるからこそ、命の鼓動もわかるというものだ。
だから、心が揺れている自分に気づいたら、
命が躍動しているのだと考えよう。
そう思えば揺れることもまた楽しい。
揺れを止めることで自分の進歩にも気づく。
生きるために、心が揺れることはとても大切なのだ。
(トピックス)
ソフトバンク王監督が辞任へ
ソフトバンク王貞治監督(68)が23日、今季限りでの辞任を発表する。
世界一のホームラン王、世界一の監督、これ以上、王貞治に求めてはいけない。
ご苦労さま。
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