(今日のコトバ)
危ない橋を渡らない臆病さを誇りに思う。
時に危ない橋を渡らなければならない。
誰でもそんなことはわかっている。
ただ、日々の暮らしの中で、踏んでは致命的になる地雷もある。
その地雷を避けて通るための危機察知能力が高いことも、
生きるための大きなファクターだ。
勘がいいこと、適応力のあること、洞察力のあることも、
ファクターのひとつになる。
だが、もっとも危機察知能力として重要なのは、
臆病であることなのだ。
時にバカにされる人間の機能、臆病。
勘や適応力や洞察力のようなものがなくても、
臆病のチカラひとつあれば危機回避できるという優れた機能だ。
だから、勇気を持って臆病になろう。
臆病力があれば、危機から自分を守ることができる。
人生にとってなくてはならないチカラなのだ。
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