(今日のコトバ)
いい時は、人のせいにしない。
振り返ってみて、自分が絶好調な時、
うまくいっている時、順調にいっている時、
人に罪をなすりつけるようなことをしただろうか。
気持ちがポジティブに働いている分、
人に何かをなすりつけたりはしないだろう。
だが、一度自分が不調になったり、追いつめられたりすると、
誰かに罪など良くないことをなすりつけてしまうことがある。
「あんなことをする人ではないのにね」
「魔がさしたのかな」
「人が変わってしまったんだ」
そんなことを言われてしまう人が、
もしかすると人生がうまくいかなくなった時に、
罪に手を染めてしまっているような気がする。
つまり、人生がうまくいかなくなると、
自分の中に潜んでいる悪の部分が顔を出す。
では、人生がうまくいかなくなった時、
どう人生を立て直せばいいのか。
まずは、再びうまくいくように行動する。
人生を止めてしまうのではなく、好転する行動を起こす。
次に、悪のささやきから距離をおく。
どうしても、うまくいかない時だからこそ、悪のささやきが
好転の機会に感じてしまうこともある。
一度、悪に手を染めてまうと、元には戻れない。
たった一度が命とりになる。
一度だ。一度に注意し悪から遠ざかる。
さらには、支えてくれる人に救いを求める。
なにもお金を求めるのではない。知恵を求めてもいい。
アドバイスを求めてもいい。とにかく自分のまわりにいる人に
気持ちの部分を支えてもらう。
まわりでなくてもインターネットでもなんでもいい。
好転のきっかけを探すのだ。
人生は山もあれば谷もある。
その時、人生を支えてくれるのは、ほとんどが人間でしかない。
不調の時も、好調の時も、必要なのは人。
いざという時は、人。
だからこそ、日々の暮らしの中で人を大切にしなければならないのだ。
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