(今日のコトバ)
人間は、
心という小心者を
一人持って生きている。
心臓に毛がはえている。
心が折れない。
心が強い。
人の気持ちがへこたれない時に
心をこんなふうにいったりする。
だが、無敵のアスリートでない限り、
ほんとうに強い人などいない気がする。
無敵のアスリートでさえ、
一度負けると、途端にチキンハートに
なったりもする。
人間は、実は、小心者しかいなくて、
調子のいい時だけ勢いにのっているだけ
なのかもしれない。
そう考えると、
弱気な自分、ビビる自分、不安になる自分は
人間としてあたりまえ。
そんな自分を受け入れて、
時には逃げて、時にはなぐさめて、
生きていいと思う。
小心者は、誰もが持っている機能。
弱い自分なんて、
みんな持っている自分のほんとうの姿なのだ。