(今日のコトバ)
怒りの炎を消してみると、
弱さという薪がころがっていた。
よく怒る人がいる。
偉い人や強い人といわれる人が
わりによく怒る。
ただ、長く生きていると、
怒りの原因がわかってくる。
それは、弱さを隠すということ。
どこかに弱さがあって、
それを知られたくないから、
怒って弱さを隠す。
人に弱みを覚られたくないから、
怒って強さをアピールする。
だが、そんなことを続けていると、
まわりはもうついてこない。
怒った人は避けられるか、
放置されるかして、
人の輪から距離をとられる。
怒る。
もちろん、
人生の節目で大切な怒りもある。
ただ、むやみやたらに人を
怒ることは何の生産性もない。
みんな怒りの裏側にある
弱さを知っている。
だからこそ、
怒ることは必要最低限で
生きていきたいと思う。