(今日のコトバ)
利口は馬鹿になれない。
だが、馬鹿は利口になれる、ときどき。
頭のいい人の弱点を
考える時がある。
なんでも要領よくでき、
迅速に対応でき、
きっちり整理できる。
だが、と思う。
頭のいい人は、
馬鹿になれなかったりする。
自分の教養が邪魔をするように
頭のいい人は賢いポーズをとる。
教養が邪魔をするから、
ここ一番の時にリミッターを
外せないという弱点もある。
反対に、馬鹿でも吸収力のある人は、
経験とともに成長する人もいる。
邪魔する教養がないから、
ここ一番の時にリミッターを外す
こともできる。
すべての人がこの枠におさまる
わけではないが、
頭のいい人にも弱点があり、
馬鹿にも長所がある。
だからこそ、
自分の強みを生かして
生きればいい。
頭のよさを生かして生きる。
馬鹿のよさを生かして生きる。
どちらも生かし方次第なのだ。