「無」のつく言葉の概念を無視しよう

 

(今日のコトバ)

 

無理だ、無知だ、無駄だ。

そんな言葉すべて無視だ。

 

 

「無」がつく言葉は、

人にとって、

いらないものだったり、

至らないものだったりして、

あまりいい言葉として使われない。

だが、よくよく考えてみると、

「無」のつく言葉が、

人生にとって大切な役目をしている。

例えば「無理」

この言葉があるから、

過剰な要求に対して

防御できることもある。

無理して体を壊したということも

よく聞く。

無理だといっておけば

体は壊さなくてもすむかもしれない。

例えば「無知」

知らないことをくくる言葉で、

時々、人を馬鹿にして使ったりしている。

ただ、無知であることを表明して、

誰かに教えてもらえれば

一つ知識が増える。

例えば「無駄」

そんな無駄なことをして

怒られたことは誰でもあるだろう。

ただ、無駄なことをするから

効率的なことがわかることもある。

無駄が無駄に終わらないことも多々ある。

そう思うと、「無」のつく言葉が、

「無」だけの意味ではない。

人生に有益なことをもたらすこともある。

そんなことを理解して生きると、

ちょっとだけ「無」という言葉から

力をもらえる。

だからこそ、

「無」のつく言葉の概念など、

無視してしまえばいい。

そんなことを感じるのだ。

大人はほめ言葉に飢えている

 

(今日のコトバ)

 

ほめ言葉は、

あの人の心の中で積み上がる。

 

 

 

大人になればなるほど、

人にほめられることが少なくなる。

ほめられる場面が少なくなるともいえる。

ほとんどの人は、

会社や役所などに勤め

給料をもらって生きている。

給料という対価がほめられる代わりに

与えられている。

もちろん、企業によっては個人目標が与えられ、

達成すれば報奨がもらえることもある。

それとて、達しなければ

ほめられることばかりではなく、

厳しい指導が待っていることもある。

そう思うと、

大人はほめられることに飢えている。

ちょっとし手伝ったことをほめられても、

あるいは、

大きな仕事で成果を出したからでも、

優しさを届けたことでも何でもいいから

ほめられたいのだ。

ほめる方も軽い気持ちではなく、

しっかり心を込めてほめてあげる。

ほめられた人は、

そのほめられたことを忘れない。

自分の人生を振り返ってみても、

大人になってほめられたことは

数が少ないが忘れることはない。

一人一人の心の中に

ほめ言葉は必ず積み上がっていく。

そして、これからの人生の自信の礎になる。

ほめ言葉をしっかりもらえるように生きる。

ほめ言葉をちゃんと届けるように生きる。

人生にとって、とっも大切なことだ。

うつむかないで話せる関係

 

(今日のコトバ)

 

あの人の前でうつむいてしまうのは、

あなたがあの人より

引け目を感じているからだ。

 

 

 

誰かの前で何となくうつむいてしまう。

目上の人だったり、

怖い人だったり、

圧力がある人だったり、、、。

何気ないことだが、

うつむいてしまうということは、

相手に引け目があると思っている時。

反対にいえば、

引け目を感じていなければ、

うつむく必要はない。

いま、人生でどうしても

うつむいてしまう人がいるなら、

引け目を感じる部分を検証する。

その中で

引け目に感じる部分を、

一つ一つ、少しずつ解消していく。

時間がかかってもいい。

引け目を感じずに

生きられようにする。

そうならないと、

いつまでも対等な関係にはなれない。

ギブアンドテイクの関係にもなれない。

何となく貧乏くじばかり引かされる。

うつむかないで話せる関係。

そのために引け目を解消していく。

自信を持った人生を生きるために

大切なことだ。

 

 

 

 

人は、挑戦することで成長する

 

(今日のコトバ)

 

挑戦者は、

いつも伸びしろという

援軍がついている。

 

 

 

 

常々思うことがある。

挑戦者のメリットは

伸びしろにあると。

挑むからには、戦略を練る。

挑むからには、切磋琢磨する。

挑むからには、情報を収集する。

挑むからには、メンタルを鍛える。

自分の能力を伸ばすことばかりに集中する。

当然、昨日より今日、今日より明日と

ステップアップしていく。

もちろん、目に見えないこともある。

そんなに簡単に

成長しているとも思えないこともある。

だが、はたから見れば明らかに成長している。

人として伸びていく部分がある。

その要因は、ただ一つ、挑戦すると決めたから。

生きていく上で、挑戦するという行為より

人を成長させるものもない。

自分に置き換えてみればわかる。

何かに挑む時、

どれだけ頑張っているかを。

誰もが想像を超えた力を発揮して

成長しようとしいる。

だからこそ、

自分がもっと成長したかったら

挑戦する。

そのことを忘れてはいけない。

 

 

栄光や名誉ではない幸せがある

 

(今日のコトバ)

 

日本代表になれなくても、

プロ選手になれなくても、

全国大会に出場できなくても、

サッカーはやれる。

人生において、

こんなに大きな幸せはない。

 

 

スポーツ、

たとえばサッカーは

うまくなればなるほど、

楽しいものかもしれない。

誰よりもうまくなれば、

日本代表に選ばれて、

プレミアリーグの選手に

なれるかもしれない。

称賛をほしいままにし、

栄光と名声を集め

最高の人生を生み出すこともできる。

目標として、プレミアリーグで

活躍する選手になりたいと願うのも

素晴らしいことだと思う。

だが、サッカーができる幸せは、

それだけだけではない。

サッカーを覚えて、

学校でのサッカー部に入って

サッカーを楽しむ。

草サッカーを楽しむ。

フットサルを楽しむ、、、。

サッカーを楽しめることが、

人にとって、人生にとって、

途轍もない幸せになっているはずだ。

サッカーだけではない。

それ以外のスポーツでも同じことがいえる。

「ほんとうの幸せ」

その大切さを忘れてはいけない。

人生は幸せに巡り合えば巡り合うほど

有意義になるもの。

栄光や名誉などの目標ではない

幸せがある。

ただ、サッカーができる。

ただ、スポーツができることが

どれだけ幸せなことか

かみしめて生きていきたいものだ。

スタートすることで解決する

 

(今日のコトバ)

 

スタート前は、

無敗の王者だって自信はもてない。

自信がもてるのは、

誰だってスタートの後だ。

 

 

 

自信がない。

不安になる。

特に、自分にとっての

大一番になると、

いつもそう感じる。

そんな人はたくさんいると思う。

もっというと、

連戦連勝の王者だって

タイトルマッチの前夜は、

不安で眠れないという。

では、自信が生まれ、

不安が解消されるのは、いつか。

それは、すべてスタートを切った後のこと。

スタートを切ってしまえば、

たいがいの不安はなくなるし、

状況次第では自信も生まれる。

もちろん、難敵、難題で自信がすぐに

生れないこともある。

だが、それでも、一度乗り切ってしまえば、

経験という自信がつく。

言葉にすれば、やってみること。

やってみれば、

いろいろなことが解決する。

だからこそ、

まずはスタートを切ってみる。

その意識をもつことが大切だ。

習慣化が天才を越える

 

(今日のコトバ)

 

 

習慣は、

天才に勝つための最強兵器である。

 

 

才能があるといわれる人は、

何もしなくても人より秀でることができる。

その能力を活かすことができれば、

天才と呼ばれることもあるだろう。

「ヨーイ、ドン」ではじめれば、

速く、高く、美しく到達できる。

才能を持ち合わせてない人に比べれば、

簡単に壁を越えることもできる。

では、才能のない人は天才に勝てないのか。

天才を越えることはできないのか。

そんなことはない、といいたいところだが、

才能がある人に

勝つ方法はあまりないといっていい。

ただ、唯一、着実に天才の追いつける、

あるいは抜くことができる方法がある。

それは、目標に向かって切磋琢磨することを

習慣化してしまうこと。

かなりしんどい訓練・修行でも、

習慣化して、あたりまえのように継続する。

この習慣化ができる人は、

才能を越える可能性を秘めている。

まわりの人を見ればわかる。

天才型の人はいるだろう。

だが、その人がトップに必ずなるかというと

そうでもない。

むしろ、努力型の人が

トップに君臨することも多々ある。

努力型の人の最強の武器は、

しんどい状況も習慣化した能力で

乗り越えてしまうこと。

困難に対応する能力が高いため

評価が高くなる。

習慣化した能力をいかんなく発揮できる。

天才型といわれる人より

高いパフォーマンスを上げる。

結果、天才型に勝てる努力型が生まれる。

だからこそ、

目標を設定した時、

自分は天才型か、努力型かを

見極めてスタートしよう。

それが目標達成までの道のりを

大きく左右する。

一つ一つは小さな差かもしれないが、

積もり積もれば大きな差になる。

自分の能力を最大限に活きる道を

選んで生きていこう。

個性を消さずに生き抜く

 

(今日のコトバ)

 

足したら嘘になる。

引いたらつまらなくなる。

あなたはあなたのままでいい。

 

 

人には個性がある。

十人十色というぐらい

一人ひとりは誰とも似ていない。

だが、社会のルールや

学校の規則や会社のコンプライアンスが、

個性のいい部分もワルい部分も削ってしまう。

同じような人になることを正解として、

似ている人ばかりつくってしまう。

「個性的な人が減った」

「おもしろい人間がいない」などと

騒ぐ人もいるが、

社会の仕組みが個性を奪っているのだ。

だからこそ、自分が意識して

個性を大事にしていかないと、

つまらない人間になってしまう。

社会も、学校も、会社も、ひとつの壁。

乗り越えるか。

突き破るか。

自分の個性を消さず生き抜くことが大切。

個性こそが自分の才能を際立たせる

武器であることを忘れてはいけない。

最高の情報は、最前線の現場が持っている

 

(今日のコトバ)

 

現場だけに聞える声がある。

そこ以外、まったく聞えない声がある。

 

 

 

仕事をしていると思うことがある。

「最高の情報は、

最前線の現場が持っている」

確信といっていい。

現場にいると、

いちばん新しい情報はもとより、

いちばん必要な情報も入る。

つまり、いちばん欲しい情報が入ってくる。

現場に決定権があれば、

どれほど仕事がうまくいくか

と思ったことは無数にある。

だが、この簡単なことが、

なかなか簡単にできない。

特に、日本はかもしれないのだが、

「この案件、会社に戻ってから

上司と相談して判断します」

というと、海外のビジネスマンは、

「では、あなたは何しに来たの。

ここで仕事を決定するために

来たのではないのか?」

と不思議な顔をされる。

つまり、

現場では決定できる情報があるのに

会社に戻って、

現場にいない上司の判断を仰ぐ。

当然、ホカホカの情報も

人をかえすと時間がかかり、

伝言ゲームがはじまり、

冷たく価値のない情報になっていく。

仕事がうまくいかなかった時、

「現場の話を聞いていればよかった」

と反省する。

バカバカしい話だが、

どこの会社でも起こるあるあるだと思う。

さらに、

こんな情報が即伝達できる時代になったのなら、

尚更、現場に決定権を委ねることが

大切になるのだが、

日本企業の序列という厄介なものは

修正できない。

海外企業に押されて、

日本に元気のない企業が多いのは、

技術革新が負けているだけではないと思う。

いま、仕事をうまく進めるために、

まず、やるべきことは、

現場の声を聞くこと。

簡単にできることなのだから、

すぐ始めればいい。

それだけで、

仕事は加速度的に好転する。

特に、歴史が長い会社は、

耳を傾けてほしいと思う。

 

 

立ち向かって解決するのが、いちばんの解決方法

 

(今日のコトバ)

 

やりたくないことから

逃げまわると、

いつまでもやりたくないことに

追いかけられる。

 

 

 

嫌だから逃げている。

逃げた挙句、

逃げ切れるならいい。

ただ、人生の様々な場面で

逃げてもいいことがないことが多い。

むしろ、逃げれば逃げるほど

追いかけられることがほとんどだ。

嫌だけど、大変だけど、

正面から取り組んで解決していかないと、

人生はしんどい思いを引きずることになる。

そう思うと、

「逃げたい」と思った時、

逃げるより前に、

立ち向かっていくことを考える。

解決方法を考えていく。

そして、立ち向かっていくと、

案外、解決方法は難しくなく、

思ったより容易にクリアできることもある。

人生では逃げたい時もある。

だが、逃げれば逃げるほど

生きるのがしんどくなる。

立ち向かって解決するのが

いちばんの解決方法。

そのことを忘れてはいけない。