(今日のコトバ)
夢で誰かを蹴飛ばしてないか。
幸せで誰かの胸ぐらをつかんでないか。
笑いで誰かを殴ってないか。
人間の大切なものは、
間違って使ってはいけないのだ。
自分が何かの目標を達成するために、
まわりの人を踏み台にしてしまう。
切磋琢磨して競い合うのではなく、
明らかに抜け駆けをして、
陥れ、つぶそうとする。
そんなことが、自分でも、
自分のまわりでも
起こっているような気がする。
初めから踏み台にしてもいいと
思っている人もいる。
途中から、相手に敵わないと思って、
正々堂々の勝負ではなく、
罠や風評被害をつくって勝とうとする。
俗に、汚い手という行為。
その手を使って、
仮に勝っても、
相手は必ず復讐の牙をむく。
正々堂々の戦いなら、
ノーサイドもありえるが、
汚い手だと思うと許せなくなる。
だからこそ、
夢とか、幸せとか、喜びとか、
人の心が感じとるべきものに、
汚い手を使ってはいけない。
何事も勝負の世の中ではある。
戦わなければ前へ進めないこともある。
その時、
勝てると思えば正攻法でいける。
勝てそうにない時も
知恵をめぐらせて戦術で勝つ。
ルールの中ではどんな手を使ってもいいい。
だが、汚い手で相手を陥れることだけは
しないで戦う。
生きていくための最低限ルールを持とう。