(今日のコトバ)
人生は、
生まれながらに平等ではない状況を、
いかに平等にするかの戦いだ。
平等という言葉がある。
本来は、人類すべてが平等であり、
同じように生きられることが
約束されていれば言葉は機能する。
だが、人は生まれながらに平等ではない。
貧富の差もあれば、能力の差もある。
環境の差もあるだろう。
その中で平等といえるものは何もない。
個人個人みな差がある。
そう考えると、
平等って何だろうと思う。
それは、
みな違う状況に生きるのだけれど、
個々の努力によって、
平等を手にするもの。
もちろん、平等ではなく、
誰よりも頂点に立ちたい、
人を蹴落としたいと思う人もいる。
ただ、それでも平等を意識しなければ、
世の中は生きていけない。
だからこそ、
平等のために生きることを意識する。
そのことで、できる限り
平等な社会をつくる。
人間にとって、
平等は生きるための
ペースメーカーなのだ。