(今日のコトバ)
陰口は、
敗北のカケラでできている。
無意識で、
あるいは意識して、
人の陰口をいってしまう。
なぜ、陰口をいってしまうのだろう。
考えてみると、
たいがいが陰口をいう側が
何かで引け目を感じている時、
陰口をいってしまう。
特に、相手が成功している時、
相手が勝っている時は、
陰口をいいやすくなる。
そう思うと、
陰口はかっこいいものではない。
そもそも陰口とっているのだから、
かっこをとやかくいうものではないが、
負け惜しみ、嫉妬、ひがみ、
そねみが言葉になっている。
だとしたら、
陰口をいいたくなったら、
一度、自分の心に聞いてみる。
「あの人に負けてないか。
かっこわるくないか。
なさけなくないか」
気が咎めるなら
陰口をいわなければいい。
その言葉をのみこむことで、
ちょっと成長する自分もいる。
陰口は、自分の弱さの一つとして
考えてみよう。