(今日のコトバ)
生きているだけではない。
今日も生き抜いたのだ。
人生にとって立派な成果だ。
「ただ生きている」
そういう人もいるかもしれない。
だが、「ただ生きる」ことだって、
人生において
大いなる成果がある気がする。
この世に生を受けて、
何もわからないところから、
意志を持って生きるようになる。
人生のはじめのあたりは、
自分のためだけに
一生懸命になることもあるが、
長く生きれば生きるほど、
人のために生きざる負えない。
仕事をしていれば、
仕事の先の発注者、消費者のため、
会社の同僚のため、
稼いだお金は家族のためになる。
税金を払えば、
不特定多数の
誰かのためになっている。
消費税を含めれば、
税金を払っていない人はほぼいない。
赤ん坊や老人であっても、
誰かの心のいやしに
なっていることもある。
介護で人にお世話になるばかりでも、
お世話してくれる人は知見を得て、
次の介護に活かすこともできる。
そのケーススタディは
未来に活かせる可能性もある。
生きている以上、
自分の行動の何かが
誰かの役に立っている。
そう思っていい。
一日多く生き抜いたら、
それだけ、また、
成果を上げている。
だからこそ、
今日を生き抜いた自分を
誇りに思って生きていいのだ。