(今日のコトバ)
世界の悲劇を終息させるには、
神様が足りない。
人間でできることは、
人間でやってくれといっている。
なぜ、人間は人間を
理解できないのだろう。
正論という言葉がある。
大人になるまで正論は、
みんなの正しい論拠だと
思っていた。
だが、よくよく考えてみると、
正論は他人にも自分にもある。
極論をいえば、
人間の数だけあるといっていい。
一人一人が正論で責めたら、
世界がまとまるはずはない。
だだ、
人間には経験値がある。
知恵がある。
なんとか他人の正論と
自分の正論を調整して、
一つの解答を出しても
良いのではないかと思う。
だが、その正論はまったく違う着地を
することもある。
国家の政治という単位になると、
まったく右と左で分かれてしまう。
それでも、
人には歩み寄るという能力がある。
もう一度、
他人も認めて自分も認めてもらう
着地点を探る。
その意識を世界中の人々が
持てるようになると、
平和な世界がやってくる
気がする。