チャンスの破片でも

(今日のコトバ)

 

勢いのあるうちに、遠くまでいけ。

 

 

 

ポスト小泉の有力候補に、安部晋三を押す声がある。

まだ若すぎるから早いという声もある。

ただ、この機を逃すと総理になれない可能性もある。

政治の世界は、魑魅魍魎だ。

一寸先は闇。明日のヘポジションなど誰も保証されない。

足のひっぱりあいからスキャンダルに巻き込まれることもある。

しかも、晋三の父である晋太郎は、

総理目前にして竹下登にその椅子をゆずり、

総理になることなくこの世を去った。

勢いのあるうちに、頂点を目指さなければ

チャンスは逃げていってしまう。

一般の社会でも同じことがいえると思う。

「いまだ」と思ったときにチャンスをつかまなかった時、

次のチャンスが永遠にこないことだってある。

だからこそ、逃していいチャンスなどない。

ひとつのチャンスをきちん捉える。

仮に捉えきれなくても、

チャンスの破片でいいからつかみとる。

少々傷だらけになっても、

次の舞台にあがるのだ。

舞台にあがってしまえば、

今度はチャンスの数もふえてくる。

とにかく、勢いにのって、チャンスをつかみとれ。