人のためになる臆病

(今日のコトバ)

 

臆病者は、漂流者より壮大な夢をもつ。

 

 

 

カリスマは臆病者ばかりだという。

気の小さい人々が、社会に対してのコンプレックスを

バネにして、大きくなろうとする。

その道程で、次々大きな夢をぶちあげる。

本当に人間にとって、役立つ夢ならいいが、

時には悪夢を描き、実現するために暴走してしまうこともある。

独裁者とよばれたカリスマは、

ほとんどが理想を悪夢に変えてしまった。

ただ、世界をより暮らしやすくしようとする起業家や

世界の貧しい人のために働く慈善活動家などは、

人間のためになる夢を描いている。

もし、その原点のひとつとなるものが、

臆病であるのなら、臆病は素晴らしい人間の特性となる。

あなたの中に、臆病があるのなら

その臆病を大切に育て、社会のために貢献する武器にしよう。

きっと、臆病から人間のためになる未来が生まれるのだから。