支えて、支えられて

(今日のコトバ)

 

人は、誰かを支えていることを

忘れてしまって悲しんでいる。

 

 

どんなに孤独だと思っていても、

人は誰かに支えられて生きている。

よく自分のまわりを考えてみると、

支えてくれる人がいることに気づくと思う。

そして、その支えられていることと同じように、

僕らはまわりの人を支えていることを忘れてはならない。

時々、挫折したり、自暴自棄になると、

誰も自分のことをわかってくれないと心で嘆いてしまう。

自ら寂しさを装い、孤立していくと、

さらに悲しい気持ちになってしまう。

だが、自分がどれだけ人のために動いてきたか。

自分がどれだけ人のことを思ってきただろうか。

なにも恩にきせることはないけれど、

自分が辛い時、自分が悲しい時は、

まわりにいる信頼できる人に愚痴をいってもいい。

親友とよべる人の前なら大声で泣いてもいいと思う。

そのために、人は人との関係の中で生活しているのだ。

忘れてはいけない。人は人を支えて生きている。

時に人に支えられて。時に人を支えて。

それだけで、ちょっと気楽に生きていけるはずだ。