(今日のコトバ)
幸福の尺度は、心に決定権がある。
どれほど幸せであっても、
本人が幸せと認めなければ幸せとはいわない。
貧乏人とお金持ち、勝者と敗者、恋愛している人と恋愛していない人、、、。
貧乏人ならちょっとしたことに感激するかもしれないが、
金持ちではどうでもいいことと感じるかもしれない。
勝者は小さな勝利はあたりまえになっているかもしれないが、
敗者はどんな小さな勝利でも進化のきっかけと考えるかもしれない。
恋愛中の人は相手の気になる一言一言をジョークととらえるかもしれないが、
恋愛していない人は一言で立ち直れないほど傷ついてしまう。
つまり、いま本人がどんな状況にいるかで、
幸せの尺度は決まってしまう。
だとしたら、幸せの基準のバーを低くしたらどうだろう。
たとえば、気持ちよく起きたら幸せ。食事がおいしかったら幸せ。
おもしろいテレビを見れたら幸せ。友達がひとり増えたら幸せ。
テストがよかったら幸せ。グッドジョブで幸せ、、、、、。
一日の幸せの数をかぞえたら、結構な数がある。
億万長者にならなくても、ワールドカップの代表に選ばれなくても、
幸せは自分の側にたくさんある。
そう思える暮らしができる人の方が、
圧倒的に人生を楽しめるはずだ。
忘れないでほしい。
幸せを決めるのは、人との比較ではなく、
自分の心だということを。
そして、人生は幸せだと思えないと、生きる勇気が生まれないことを。