(今日のコトバ)
ほとんどの生活は、小銭で足りるんだ。
クルマを買う。家を買う。ジュエリーを買う。服を買う。
大枚をはたいて買わなければいけないものは、
数えてみるとかなり限られている。
生活をしていく上で、必要なものは実はそれほど
お金がからないのではないかと思う。
いちばん大切な食べていくことなんて、
安くあげようと思えば、どこまでもコストダウンできる。
生きる場所も選ぶことはできる。
なにもケチくさいことを考えるのでなく、
節約しても人は快適に生きられることを
再確認するのもいいのでないかと思う。
人は何かに挑む時、満たされていてはあきらめもはやい。
気持ちが大きくなることが悪いことではないが、
満足しすぎている時に、チャレンジャーにはなれない。
魂の奥底にあるハングリーをチカラにしなければならない。
その時のために、質素に生きることも必要だ。
否、そうでなくても質素に生きている方が、
体にいいし、個人の戦闘能力もアップする。
人は戦うために、ハングリーを維持すべきなのだ。
村上春樹が今年にはいって、フランツ・カフカ賞とフランク・オコナー賞
という国際的な賞を連続で受賞した。「風の歌を聴け」からはじまる
彼の作品は、国際的な評価をえて、
日本びいきとはいえない韓国・中国にも受け入れられている。
世界が彼の作品に共感を感じているということは、
才能だけではない新しい視点の作品を書き続ける姿勢にもあるのだと思う。
そして、彼は現状に満足することなく、次の作品に対する姿勢は、
どんなに高い評価を受けても挑戦者であることには違いないと思う。
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