キッカケをあげる

(今日のコトバ)

 

 

 

優しさとは、冷めた心の温度を上げてあげること。

 

 

 

ベッタリとくっついてあげることではなく、

過保護にして何でも手を差し伸べることでもなく、

ほんとうの優しさは、相手の心の温度を少しでいいから

上げてあげること。

アドバイスをして自ら元気になるよう支えてあげることなのだ。

行動で、言葉で、陰になり、日向になり、

もう少し頑張るためのキッカケだったり、

立ち直るためのキッカケをつくってあげる。

そこまででいい。それ以上過剰に人生に入り込むと、

依存が始まる。依存は限界を知らない。

もっと、もっと、もっとと要求して、

優しさの範疇を越えてしまう。

さらに言えば、要求に応えないと、

憎しみや恨みの対象になってしまうこともある。

だから、優しさはキッカケづくりでいい。

それが、ほんとうの優しさ。

ほんとうの人間関係なのだ。

 

 

 

 

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