自分のための、いま

 

 

(今日のコトバ)

 

ここで、ちゃんと生きていることを証明しないで、

どこで、ちゃんと生きていることを証明するんだ。

 

 

 

 

過去がどうあれ、

未来がどうあれ、

いま、ここでできることが、

自分という人間の証明だ。

「昔、オレは凄かったんだ」という

武勇伝もどきを語る者がいれば、

「この先、オレは凄いことをする」という

夢物語もどきを語る者もいる。

だが、過去も、未来も、いまではない。

ほんとうに過去が凄くても、

いま結果がでなければ、

「ここで、その力を証明してみろ」と

思われる。

素晴らしい未来像をもっていても、

「ここで、その力を証明してみろ」と

思われる。

だからこそ、

過去を大切にしたければ、

過去の財産を使った上で、いまを頑張る。

未来を大切にしたければ、

未来の構想を描いた上で、いまを頑張る。

いまを大事にすることが、

過去も、未来も、大切にすることになり、

肝心の自分を大切にすることになる。

自分のための、いまなのだ。