ハッピーエンドとつながっていく

 

(今日のコトバ)

 

ハッピーエンドを進行形にしよう。

 

 

 

いい終わり方は、

次のいいことも見つけている。

そこで終わりではなくて、

次の展開の種も巻いている。

言い方を変えれば、

最高の幸せを感じた時は、

その場も嬉しいが、

もっといいことがこの先もあると

思えるから幸せになれるのだ。

ハッピーエンド。

その言葉を大切にすれば、

その先の人生も、

もっと幸せにすることができる。

ただ、人によっては、

言葉通りに、

そこを幸せの終着点にする人がいる。

幸せを満喫だけして、

次へ幸せをつなげていかない。

何も難しいことではなく、

その幸せを大切にして、

持ち続ければいい。

ものでなくても、

記憶でも、体験でも大切にして、

ハッピーエンドとつながっていることを

意識して生きる。

そして、幸せが続くように生きる。

そのことを忘れずに生きるだけで、

幸せは続いていく。

せっかくのハッピーエンド、

手放してはもったいないのだ。

 

 

チャンスに恵まれた場所

 

 

(今日のコトバ)

 

その時、そこにいるのが、もっとも大切。

 

 

 

ある有名監督が、

「チャンスの80%は、その現場にいること」

といった。

長く人生をやっていると、

たしかにそうだと思うことがある。

例えていうと、

薩摩藩の西郷・大久保以下、

明治維新の主役は、町内というべき

限られた場所から生まれた。

映画のヌーベルバーグという

画期的な波も、トリフォー・ゴダール等、

一雑誌仲間が世界に衝撃を与えた。

ビートルズという音楽革命集団が、

リバプールからという町から

一挙に現れたこともある。

もちろん、一人の天才が現れて、

その磁力でまわりが

注目されたということもあるだろう。

ただ、間違いないのが、

同じ場所にいた人々に、

人生を大きく変えていく

チャンスが生まれたこと。

そんな状況を自分のまわりでも

感じることはないだろうか。

あの営業部門だけ、

特別な売り上げを上げる。

あの研究チームだけ、

斬新なアイデアで商品開発をする。

あの学校だけ、

特別な選手が育つ。

つまり、

チャンスに恵まれた場所があるのだ。

人生、自分が期待するほど

チャンスが訪れることはない。

才能、努力、運等を考えて、

なんとかチャンスをものにしようと思う。

だとしたら、その中に、

場所という条件も追加して生きてみる。

もっとチャンスに恵まれるための

必要な条件だと思う。

 

 

幸せのクオリティを上げる

 

 

(今日のコトバ)

 

現状ってやつを、

もっと高い場所へ連れて行こう。

 

 

 

年齢を重ねるとわかる。

幸せとは、普通の中にあるということが。

仕事も、健康も、休養も、

いつも通りで、普通だった日にこそ、

幸せが宿る。

ただ、人は欲張りだ。

もう少し幸せのクオリティを上げたいと思う。

では、その時、どうすればいいか。

それは、現状の行動を少しずつ上げることが

最善の策のような気がする。

少しでいいから大きな仕事、

やりたい仕事にトライしてみる。

もっと体を鍛えて、

もっとタフに、もっと健康になる。

休養もバラエティにとんだ

休み方をしてみる。

少しずつでいい。

普通を進化させてみる。

少しでも能力が上がれば、

幸せの世界は広がる。

その行動を続ける限り、

普通の幸せが、

もっと高いところへ行ける。

意識からでいい。

少しずつ、少しずつ、変えてみる。

やってみる。

それが、もっと幸せのクオリティを

上げていくことになるのだ。

情熱をいちばん放出する人

 

 

(今日のコトバ)

 

突風になれ。

人は息をのんで道をあけてくれる。

 

 

 

情熱を一番放出する人。

ある仕事、あるプロジェクト、

あるプレゼン等々。

ひとつのチームに必ず、

情熱の放出量の違う、体温が高い人がいる。

たいがにおいて、

チームはその人中心でまわっていく。

もちろん、組織として

上から判断を

仰がなければならない時もある。

だが、そういう状況でも情熱のある者が

目標達成の先頭に立って仕事を導いていく。

肩書きのリーダーなど関係なく、

実質のリーダーになる。

もし、自分がひとつのチームで

仕事を遂行するなら、

情熱を傾けて、情熱を放出して、

自発的に最前線に立ち向かう方がいい。

何も上からの指示命令が

嫌なわけではなく、

自発的に行動した方が

面白いことが多い。

上の人間に指示されてばかりでは、

モチベーションが上がらない。

最終的に、「ハイ、ハイ、やりますよ、

やればいいんでしょう」ということになる。

だとしたら、

現場を自分で動かす方が面白いではないか。

もちろん、

情熱だけではどうにもならないこともある。

責任という重い荷物を

背負わなければならないこともある。

それでも、現場の最前線で

自発的に行動できる方が、

命令されるより、よっぽど面白い。

人生は選択できる。

どんな生き方もあると思うが、

面白い生き方は、

現場で思う存分、

力を発揮できることだと思う。

そのために、自発的に動いて、

仕事の主導権を握るのだ。

 

 

ルールは完璧ではない

 

(今日のコトバ)

 

ルールを破るだけでなく、

ルールを守るだけでなく、

ルールを変える人になれ。

 

 

 

社会には、ルールがある。

長年、時間をかけてできたルール。

突然、できたルール。

誰かが勝手につくったルール等々。

生きていく社会には、

様々なルールがつくられている。

そして、ルールは、時代によって変貌していく。

ニッポンの働き方改革のように、

残業を極端に減らす方向は、

高度成長期とは、まったく逆行する。

また、罪になるような違反者が出て、

厳しいルールに変えられてしまう。

ただ、こういうケースもある。

人が変わるよってルールが変わるということだ。

例えば、会社だとトップが変わって、

解放的なルールに変わることがある。

就業規則、評価制度、悪しき習わしの見直し等だ。

また、現場で頑張るヒーローがいるから、

現場がやりやすいルールに変わることもある。

コンプライアンスで人を組織が縛りつける時代。

息苦しいルールが増えていることは確かだが、

どんなルールも完璧ではない。

できれば、人のためになるルールの下、

生きていきたい。

そう考えると、

自らが変えられるポジションにつき、

人に寄り添った、人が納得するルールをつくる。

そこを目指して生きることも、

人生の一つの目標になるはずだ。

 

 

 

天気が気持ちを連れてくる

 

(今日のコトバ)

 

「本日お日柄もよく」になると、

「本日お人柄もよく」になる。

 

 

 

東京は、久々に晴れた。

気温のせいもあるけれど、

とても気持ちがいい。

ただ、天気が晴れただけで、

一日の気分が圧倒的に爽やかになる。

これが、雨の日や曇りの日だと、

朝から不快な気分になってしまう。

天気の力はとても大きいのだ。

今日の天気が、

今日の人柄を

決めてしまうような気がする。

だから、もし、天気がわるくて、

気分が不快になってしまうなら、

ポジティブな話題を探そう。

できれば、朝からポジティブになれるものがいい。

朝をうまく乗り切れば、

一日はハッピーになる。

とにかく、天気に気分が勝つものを自分でつくる。

人生の一日をムダにしないために

大切なことだ。

 

汚れ仕事をする人は現場のヒーロー

 

(今日のコトバ)

 

泥まみれを避けて生きていたら、

汚い人間になってしまう。

 

 

 

 

 

できれば、泥まみれの仕事はしたくない。

誰もが嫌がること、しんどいこと、

きれいごとでは済まないこと、

文字通り泥だけになることは、

率先してやりたくはない。

ただ、不思議なもので、

この汚れ仕事を回避ばかりする人を、

きれいな人とはいわない。

むしろ「アイツ、汚いぜ」といわれ、

後ろ指をさされたりする。

反対に、汚れ仕事をやる人は、

現場ではヒーローになる。

困難に立ち向かって、

なんとかしてくれる人と評価される。

泥だけになること、汚れることは、

本当はしたくない。

ただ、その仕事を率先してやる人は、

評価が上がる。

さらに、その仕事をきれいにして終われば、

評価はもっと上がる。

何も罪な仕事ではなく、

ルールの中で汚い仕事はたくさんある。

その仕事をしっかりできることは、

自分の評価を上げる有効な方法。

そして、自分を成長させる方法でもあるのだ。

 

 

 

 

 

 

 

射程距離に目標がある

 

(今日のコトバ)

 

もっとの力が湧く標的を持て。

 

 

 

どうしても勝ちたい。

どうしても超えたい。

そんな敵がいると、力が湧いてくる。

無限の力が湧いてくるような気がする時さえある。

それは、ひとえに標的となる敵が現れたということ。

さらにいえば、自分の力を最大限に発揮すれば、

勝てる、超えられると思える敵が現れたということ。

これが、「まったく勝てないけど勝ちたい」とか、

「できれば超えたいぐらい」だと、

無限の力は湧いてこない。

つまり、敵が射程距離にいる場合、

人の力は最大になる。

目標設定として、最高の設定ができるのだ。

いま、自分の力が湧いてこないと思っている人は、

自分の射程距離に入る敵を見つけよう。

その距離を埋めようとする時、

人は最大の力が湧く。

人は、目標が標的になった時、

途轍もない力を発揮する生き物なのだ。

目標を持って進化する

 

(今日のコトバ)

 

目標を設定した場所と、

目標を達成した場所の間で、

人間は進化する。

 

 

 

 

人は、目標を見つけて行動する。

日常の中にある小さな目標もあれば、

非日常といってもいい壮大な目標もある。

それらの様々な目標があるから、

生きていけるといえる。

まったく目標のない自分を想像すると、

とても怖いことになる。

生きる価値すらないような気がする。

反対に、目標を設定すれば、

人生の方向性を決めることができる。

人生の方向性が頭に構築できれば、

後は、目標達成に向けて行動すればいい。

進化は、もうそこから始まっている。

目に見えること、

目に見えないことはあるけれど、

あきらかに進化している。

そう考えると、

目標は人生にとっていいものだ。

目標がなければ、

どうにもならないただの生き物が、

目標を持つだけで、

進化の過程にシフトできる。

目標に向かってスタートすれば、

そこからは前進あるのみ。

知らず知らずのうちに、

進化していくはずだ。

 

基礎の上に、努力

 

 

(今日のコトバ)

 

光りがあたらない季節は、

光り方を覚える季節なんだ。

 

 

 

誰にでも修行期間はある。

はじめからキャリアのある人と同じ能力を

発揮できるわけではない。

才能があっても、将来性豊かでも、

基礎といわれる技を身に着けるまで

時間はかかる。

言葉ではわかっている。

だが、この基礎を身に着ける期間が、

人の能力を開花させるか、

させないかの大きな分岐点になる。

ガマンできなくてあきらてしまえば、それまで。

才能的には劣っても、

ガマン強く基礎を習得すると、

その後、大輪の花を咲かせることもある。

圧倒的な才能で、

教えなくてもできてしまう人もいる。

一度教えると、すぐにできてしまう人もいる。

ただ、才能だけでクリアできるのは、

意外に少ない。

そこから自分の伸びしろを最大限に発揮するには、

基礎の上に、どれだけ自分を磨き続けるかが勝負になる。

才能は使わなければ、それまでだが、

努力は無限にできる。

いい方を変えれば、

努力できれば、どこまでも磨くことができる。

人生には、自分を輝かせるために

いろいろな方法がある。

その中で、本気で自分を輝かせたいものが

見つかったなら、

努力をどこまで続けられるかを

自問自答してみるといい。

どん困難があっても、努力を続られるという

気持ちになったら、

それが自分の得意分野になる。

そこを懸命に磨き続けることが

人生を有意義にする方法だ。