やんちゃが礎

 

 

(今日のコトバ)

 

無謀をやったから、予防ができるんだ。

 

 

 

「昔、やんちゃをやったヤツが、

いま、結構、落ち着いた人生をおくっている」

幼なじみに会うと、

そんな話になることがある。

限度にもよるが、

この話が社会のどの分野でも通じる気がする。

言葉通り、子供のころ、

やんちゃで先生に怒られてばかりいた子供が

いい親父になっている。

若手社員の頃、上司に怒られてばかりいたのに、

管理職になると、見本のようなリーダーになる等。

若気の至りか、若さの暴走かわからない。

ただ、若き時代から小さくまとまっている人より、

少々、やんちゃである方が社会に役立っている。

それは、何も大人になったからだけではなく、

やんちゃした時代に、失敗、ミスをした経験値が

年をとって生きているからではないかと思う。

もちろん、やんちゃが過ぎて、

取返しのつかない人もいる。

だが、少なくても、

世の中でいい働きをしている人は、

やんちゃだった時代もあったように思う。

そう考えると、

やんちゃもそれほどわるくない。

そこで経験したかことが、

その後の人生にとって、

大きな予防線になる。

人は、経験を財産にして生きていく。

経験していないことは対処に困る。

やんちゃしたことは、

その時、大きな経験値になる。

しっかりした大人になるための

礎になるのだ。