(今日のコトバ)
正論をスローカーブで投げてもいい。
正論。
まっとうな論で、
誰もが納得する。
ただ、人生の様々な場面で、
まともに正論を投げかけられると、
息苦しくなることがある。
「そんなに正論で責めるなよ」
「正論なのはわかっているよ」
「正論だけがすべてじゃないだろう」等々。
一度ぐらい、
こんな言葉を発したことがあるはずだ。
正論が邪魔になる。
正論ばかりが正しい選択ではないだろうと
思うのだ。
そんな時、言い方を変えると
納得させることができる場合がある。
伝えることは同じだが、
柔らかく話してみる。
あるいは、正論以外の論も話しながら、
正論の正しさを伝えていく。
つまり、直球ではなく、
緩急をつけた伝え方を選択する。
そのことで、まっすぐ過ぎる正論が、
相手に素直に伝わることがある。
正論を伝える時こそ、
まっすぐだけでなく、
やさしく伝える方法も模索する。
大切なことだと思う。