勝負の場所を愛そう

 

(今日のコトバ)

 

夢を叶えて栄光を手にした場所と、

泥だらけになって泣き叫んだ場所は

同じ場所だった。

 

 

 

勝利と敗北は背中合わせ。

成功と失敗は紙一重。

そして、その夢を叶える場所も、

失意に崩れ落ちる場所も、

実は、ほとんど同じ場所。

試合であれば、

スタジアムで、フィールドで、

勝利も、敗北もある。

プレゼンも、発表も、

舞台は同じで、

成功も、失敗もある。

つまり、勝負する場所は

同じ場所ということ。

だとすると、

勝負も大切だが、

勝負する場所を愛しているかが

大切になる。

思い入れもなく、

ただ、そこに導かれた人より、

その場所を愛して、

どうしても勝負したい、

勝ちたい、成功したいと思った人の方が

いい結果になる可能性が高いはずだ。

人生は、短い。

本当の勝負も無限にあるわけではない。

その中で大切な勝負をする場所は、

自分にとってひとつの故郷になる。

そこで、結果を出すために、

勝負の場所を愛そう。

言葉を大事にすること、それは人生を大事にすること

 

(今日のコトバ)

 

言葉は、人を殺す力がある。

言葉は、人を救う力がある。

それは、言葉が

人の命のいちばん近くにいるからだ。

 

 

 

 

最初に、言葉。

最後に、言葉。

なんやかやいっても、

言葉は人が生きるための

主導権を握っている。

ただの言葉なのに、

人を殺す力を持ち、

ただの言葉なのに、

人を救う力を持つ。

人生を振り返ってみても、

言葉に傷ついて

立ち上がれないこともあれば、

言葉に勇気づけられ、

強い気持ちになったこともある。

言葉は、人生を、命を左右するほどの

力を持つ。

言葉は命の化身といってもいい。

少々おおげさでも、

文字通り心の命ずるままに

言葉は発せられる。

嘘をつく時でさえ、

心の命ずるままに言葉を発している。

だからこそ、

簡単に扱ってはいけない言葉。

言葉は命の化身だと思えば、

大事に扱える。

言葉を大事にすること。

それは人生を大事にすることなのだ。

 

 

想像の中で価値を生む

 

(今日のコトバ)

 

夢、幸せ、愛など、

目に見えないもののラインナップは、

金で買えないもののラインナップでもあった。

 

 

 

人が手に入れたいもののヒットチャートでは、

不変的に変わらないトップグループ。

「夢」「幸せ」「愛」

ほとんどの人が

このどれかを欲しいと思っている。

夢が欲しい、夢を叶えたい。

幸せが欲しい、幸せになりたい。

愛が欲しい、愛を成就したい。

そう思っている人が大半だ。

だが、この「夢」「幸せ」「愛」は、

目に見える具体的なものではない。

夢の先に、幸せの先に、愛の先に

具体的なものはあるはずだが、

そのもの自体はカタチがない。

もちろん、買えるものではないし、

金額がつけられるものでもない。

だからこそ、想像力の中で価値を生む。

「夢」「幸せ」「愛」

すべてを、あるいは、

どれかを求めて生きることは、

人生の価値を高めること。

生きることを素晴らしいことに

していく種かもしれない。

 

 

「いま」のなせる技

 

(今日のコトバ)

 

今日は、

最重要課題をかたづけるために

一番都合のいい日だ。

 

 

 

時間を一番有効に使えるのは

いつか。

それは、ほとんどの場合、

「いま」だろう。

目の前にある時間は、

自分の意志でどうにでも

使うことができる。

もちろん、予定があって、

すぐに動けない場合もある。

だが、調整すれば時間を

有効にできるのも「いま」の

なせる技だ。

そう考えると、

なるべく重要な課題、

大問題、難題は、

「いま」取り組んだ方がいい。

「いま」という時間なら

最大限のパフォーマンスができる。

時間を思いのままに使える。

最大の解決策に取り組める。

「いま」という時間を

人生の有効な技として使うこと。

生きるために大切なことだ。

 

 

 

初めての挑戦で、新しい気持ちをつくる

 

(今日のコトバ)

 

初心は年齢に宿るのではない。

気持ちに宿るのだ。

 

 

 

新しい気持ちになる時がある。

初めての挑戦になる時は、

ほぼ新しい気持ちになる。

年齢を重ねてみてわかったのだが、

初めての挑戦になると、

いくつになっても

新しい気持ちになる。

たぶん、一生、

新しい気持ちになるのだと思う。

つまり、新しい気持ちになるのに

年齢は関係ない。

気持ちに関係するのだ。

ただ、年をとると

初めての挑戦が減っていく。

そのために、

新しい気持ちになることが減るのだ。

そう思うと、

いくつになっても

初めての挑戦をすることは、

自分に新しい気持ちをつくっていける。

気持ちの若さをつくり出すことができる。

だとしたら、生きているかぎり

初めての挑戦を続けていく。

新しい気持ちで生きるために、

いちばん大切なことだと思う。

怒りの裏側には弱さがある

 

(今日のコトバ)

 

怒りの炎を消してみると、

弱さという薪がころがっていた。

 

 

 

よく怒る人がいる。

偉い人や強い人といわれる人が

わりによく怒る。

ただ、長く生きていると、

怒りの原因がわかってくる。

それは、弱さを隠すということ。

どこかに弱さがあって、

それを知られたくないから、

怒って弱さを隠す。

人に弱みを覚られたくないから、

怒って強さをアピールする。

だが、そんなことを続けていると、

まわりはもうついてこない。

怒った人は避けられるか、

放置されるかして、

人の輪から距離をとられる。

怒る。

もちろん、

人生の節目で大切な怒りもある。

ただ、むやみやたらに人を

怒ることは何の生産性もない。

みんな怒りの裏側にある

弱さを知っている。

だからこそ、

怒ることは必要最低限で

生きていきたいと思う。

自分の場所で、自分のブランドを

 

(今日のコトバ)

 

置かれた場所で、自由に生きる。

 

 

 

誰もが自分の場所を持っている。

小さい、大きいにかかわらず。

キレイ、汚いにかかわらず。

好き嫌いにかかわらず、

自分が生きる場所を持っている。

その場所が会社だったり、

学校だったりする人もいる。

自分の名前が登録されている場所は、

自分の場所である。

いろいろな人の眼があったり、

いろいろな規制があったり、

いろいろな抵抗勢力が

あったりしても、

自分の場所である。

その場所で

思いっきり自分の能力を

発揮できなければつまらない。

嫌々ながらそこにいるのはつまらない。

どうせ一生は一度。

できる限り自由になって生きる。

なにも、何の規制もなく生きるのではなく、

その自分の場所で、

自分というブランドを立ち上げて、

自分を発揮する。

そんな気持ちで生きていけたら、

人生最高だと思う。

 

人生のプラスにするか、マイナスにするか

 

(今日のコトバ)

 

足を引っ張ろうとする

昨日をつくるな。

手を引っ張ってくれる

明日をつくれ。

 

 

 

過去の生き方が、

現在、そして、未来を決めていく。

過去にマイナスポイントが多いと、

現在、未来はどこかで

全力を発揮できなくなる。

足を引っ張られてしまうのだ。

反対に、過去に頑張ってきたことは、

現在、未来のどこかで役に立つ。

過去築いたものが

信頼、評判などになって

ものをいう。

まさに、これまでの行いが

現在、未来の手を引っ張ってくれる。

過去・現在・未来はつながっている。

どこかのマイナスは、

マイナスを清算しなければならない。

同じように、どこかのプラスは、

人生のポイントとして使える。

過去に足を引っ張らせないために。

未来に手を引っ張ってもらうために。

毎日を大切に生きていくのだ。

人の解釈を聞く耳

 

(今日のコトバ)

 

あらゆる出来事は、

自分の解釈によってつくられる。

 

 

 

例えば、政治。

例えば、経済。

例えば、仕事。

例えば、恋愛等。

自分の前で起こるすべての出来事は、

自分の解釈を基準にしている。

政治には、右の人も、左の人もいる。

経済には、アベノミクスが

いいという人もいれば、

最低だという人もいる。

仕事でも、

理想のやり方は人それぞれ。

恋愛だって、

綺麗な人の基準は千差万別。

つまりは、

自分の解釈によって、

あらゆるものがつくられる。

だとしたら、

自分の一方的な解釈を

相手に押し付けると、

とんでもない間違いを犯すことになる。

自分の解釈は、

自分の解釈でいい。

だが、人には人の解釈がある。

その解釈に聞く耳を持つことを

意識しよう。

人の解釈を聞く耳こそ、

人生のバランスをとることができる。

生きるための大切な武器になるのだ。

 

 

「今」で構築する

 

(今日のコトバ)

 

「次」を絶対にするために、

「今」を懸命に生きろ。

 

 

 

 

現在・過去・未来。

いつが大切か。

それぞれ大切で、

それぞれ意味がある。

ただ、どうあがいても、

生きているのは「今」

この「今」しか

コントロールできるものはない。

そして、「今」を大切に生きることで、

未来という名の「次」を

ハッピーなものに

できる可能性が生まれる。

そう思うと、

生きているなら、

まず「今」を大切にする。

「今」の中でできることをやる。

やりたいことをやる。

これからのために

プラスになることをやる。

つまり、自分にとって大切な未来を

「今」で構築する。

だからこそ、

「今」を懸命に生きる。

それこそが、

この先の人生を楽しいものにできる

生き方。

「今」を大切にして

生きることは、人生にとって

素敵な未来を連れてくるのだ。