(今日のコトバ)
ほめ言葉は、
あの人の心の中で積み上がる。
大人になればなるほど、
人にほめられることが少なくなる。
ほめられる場面が少なくなるともいえる。
ほとんどの人は、
会社や役所などに勤め
給料をもらって生きている。
給料という対価がほめられる代わりに
与えられている。
もちろん、企業によっては個人目標が与えられ、
達成すれば報奨がもらえることもある。
それとて、達しなければ
ほめられることばかりではなく、
厳しい指導が待っていることもある。
そう思うと、
大人はほめられることに飢えている。
ちょっとし手伝ったことをほめられても、
あるいは、
大きな仕事で成果を出したからでも、
優しさを届けたことでも何でもいいから
ほめられたいのだ。
ほめる方も軽い気持ちではなく、
しっかり心を込めてほめてあげる。
ほめられた人は、
そのほめられたことを忘れない。
自分の人生を振り返ってみても、
大人になってほめられたことは
数が少ないが忘れることはない。
一人一人の心の中に
ほめ言葉は必ず積み上がっていく。
そして、これからの人生の自信の礎になる。
ほめ言葉をしっかりもらえるように生きる。
ほめ言葉をちゃんと届けるように生きる。
人生にとって、とっも大切なことだ。