人を救うことで、自分も救われる

 

(今日のコトバ)

 

誰かを救うために尽くした力は、

自分の肩の荷を降ろすことに

役立ちました。

 

 

 

困ってる誰かを助けることがある。

いつもではないが、

時に、ある。

その時、思うのだが、

「助けたはずなのに、助けたはずの自分が

救われている」と。

もう少し詳しくいうと、

確かに自分の力が誰かの助けになった。

その助けた人が、喜んでくれた、

感謝してくれた瞬間から、

自分の中の何かホッとする。

落ち着いていく。

そして、自分も喜び、

なぜだか感謝したくなる。

あるアーティストが被災地へ行って、

救済コンサートをした後、

テレビで語った言葉が、

いまでも耳に残る。

「悲しんでいるみなさんを

勇気づけに行ったのに、

勇気づけられたのは自分だった」と。

まさに、自分にも同じ感情が起こる。

アーティストのように、

たくさんの人を勇気づけることは

できないけれど、誰かを助けると、

確かに自分も喜び、感動し、勇気づけられる。

人に何かをしてあげる醍醐味は、

そこにあるのかもしれない。

何かをしてあげた人だけでなく、

何かをした自分も喜べる、勇気がわく。

だからこそ、人を助けることを、

主体的に考えて、行動していい。

「人を救うことで、自分も救われる」

人間はそうできている気がしてならない。