(今日のコトバ)
神様は世界を無秩序にしないために、
一つだけ秩序をつくった。
それが数字である。
特に、会社にいるとよくわかる。
数字がすべてだと。
いい過ぎたかもしれない。
数字が大半を占めていると。
そして、数字こそが正義であると。
いずれにせよ、会社は数字に追われて
動いている。
どんな綺麗事をいっても、
赤字という数字では会社は存続できない。
どんな問題があったとしても、
黒字という数字であれば会社は存続してしまう。
もちろん、犯罪等にかかわれば話は別だが。
そして、赤字か黒字という数字の分岐点で、
会社は右往左往する。
そこにいる社員も一喜一憂する。
それ以外は、極めてアバウトで済む場合が多い。
会社もコミュニティだから、
人間関係の問題も多々ある。
そこを簡単にスパッと切ることはできない。
だが、数字に関することは、
簡単にスパッと切られてしまう。
そう思って世の中を見渡してみると、
数字のような役目を
するものがないことに気づく。
もうそれは神様がつくり出したとしか
思えない秩序といおうか。
もっといえば、世の中のあらゆるものが、
数字で動かされている。
だからこそ、あらゆる数字に立ち向かい、
あらゆる数字を大切にする。
それこそが、
人生を有意義にする秘訣なのかもしれない。