(今日のコトバ)
不健康なカラダだから、
健康に生きられる。
ひとつ持病をもつことが、まったく健康より、
健康的に生きていけることがある。
たしかに子供の頃のように、
怪我はあれどどこにも痛みもなく、
脅威の回復力をもっていると、
無理や無謀なことを平気でやってしまう。
大怪我や大病しないとわからない人もいる。
若さゆえに暴走することだってある。
ただ、慢性的な持病をもつと生き方は変わる。
まず、その疾病とどうつきあうかから
日々の暮らしを始めなければならない。
それは、けして悪いことではなく、
一日、一ヶ月、季節、一年にペースをつくり
カラダを大事にする習慣をつけてくれるのだ。
だから、人はちょっと不健康ぐらいでちょうどいいかもしれない。
健康すぎると自分の限界点をすぐ忘れてしまう生き物だから。