(今日のコトバ)
なぜだ、一流と二流の差は顔でわかる。
金メダルとるアスリート、サッカーのスーパースター、
ノーベル賞を受賞する科学者、大俳優、大作家など、
どの分野でもトップとよばれる人たちは、
顔つきが違う。自信にあふれているというか、
風格が違うというか、ただ者ではないたたずまいがあるのか。
とにかく、知らない分野でも顔をみせられるだけで、
一流とそうでない人の見分けがつくような気がする。
テレビ番組で一流の芸能人を証明するのに、
高級ワインと安物ワインを飲み比べて決めたりするゲームがあるが、
実は人間の顔ほど一流をあらわしてしまうものはない。
まったく知らない分野の人でもトップランナーと
そうでない人の比較はいちばん簡単なのではないか。
では、なぜ顔の表情だけで違いがわかってしまうのだろうか。
それは、汗をかいた量、努力の数から生まれる自信が、
オーラのように発せられ、目に見えなくても
人の感度がキャッチしてしまうのからではないだろうか。
だとすれば、努力の数を極めるまで続けることがは、
自分を高いステージにあげることになる。
勝ったり、負けたり、成功したり、失敗しても、
それらの経験すべてが自分をステップアップさせる。
そして、飛び抜けて努力を繰り返せば、
それが顔にあらわれオーラをはなつ。
なにも一流やトップランナーだけが素晴らしいとはいわないが、
もし、自分で高いポジションを目指すのであったら、
極めるまで何か続けて、顔をつくることが必要だ。