(今日のコトバ)
「いまに見ていろ」ではなく、
「いまを見ろ」でいけ。
先のことをいくら吠えても、笑われるだけだ。
「いまに見ていろ」とドラマのシーンで見かけるが、
それは復讐劇などのフィクションの世界だから面白い。
実在の世界では「いまに」などという未来形は通用しない。
「いま、すぐ、ここに」のリアリティある状況で
結果を出さなければならない。
もちろん、「いま、ここに」チカラがなければ、
「すぐ」状況を打開することはできない。
だが、可及的に速やかに結果を出さなければ、
次が無くなってしまう。「いまに見ていろ」という状況は、
よっぽど余裕ある状況でしかありえない。
だから、若干の遅れは仕方ないとして、
与えられたら課題にクイックレスポンスで答えを出す。
速いことは、それだけで価値がある。
当然、いい結果に結びつくように最善を尽くす。
誠意をもって事にあたる。
その精神を忘れなければいいのだ。
相手は結果を求めている。と同時に過程も見ている。
結果が悪いことで、すべてが終わるわけではない。
次につながれば、「いま」がダメでも将来が明るくなる。
クイックレスポンスと誠意。身につけるべき精神だ。
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