(今日のコトバ)
遠慮とは、
優れた才能をお蔵入りさせること。
特に、日本人は遠慮がちといわれる。
はにかんだり、内気だったり、
人前で話すのが下手だったり、
自分の意志を明確化することが、
上手くないといわれる。
確かに、外国人に比べて、
自己主張がないような気がする。
人の、国の特性として、
遠慮がちであるといえるだろう。
だが、自分がどうしても叶えたい夢があって、
意志も技も持っているのに、
ライバルに「どうぞ、どうぞ」と
譲っていては、叶う夢も叶わない。
人として、遠慮がちはいい。
ただ、勝負どころでは、
自分の意志をしっかりと伝える。
何ができるか、どうしたいか伝える。
もっというと、勝負する場所では
ファイティングポーズをつくって立つ。
やる気が見えなければ、
能力があってもリクエストはされない。
とにかく、やるんだ、やれるんだという
意志をしっかり見せる。
準備ができていなくも、
チャンスがあるならのってしまう。
それぐらいの気持ちでいい。
もちろん、日本人には、
人を押しのけない、
人を踏み台にしない、
規律正しく、縁の下の力持ち的な
美徳もある。
その気持ちも大切だが、
ここ一番の時に、
席を譲るばかりでは
自分の座る席も誰かに奪われてしまう。
叶えたい夢があるなら、
自分の意志をしっかりと伝えて
チャンスを逃さない。
そこがポイントになる。