(今日のコトバ)
まず、掌にあるものを落とさず、
しっかり握りしめろ。
他人の持っているものは、良く見える。
自分が持っていないものだと、
なんでも良く見えてしまう。
仮に、自分の持っているものより、
価値がなくても良く見えてしまう。
昔から、隣の芝生は青く見えるともいう。
他人のものだと良く見えるマジックがある。
だが、ほんとうに良いものは、
自分のまわりにある。
暮らしながら知らず知らずのうちに、
身のまわりで揃えているのだ。
服にしても、靴にしても、
グッズにしても、大切な人間にしても。
いまを生きるために必要だから、
大切だから、揃えている。
意味があるから揃っている。
自分の掌にあるものは、
貴重なもので、機能的なものなのだ。
それを忘れてはいけない。
大切なのは、まず、
自分のまわりにあるものだということを。