(今日のコトバ)
仕事の顔をして、
大人の階段をのぼっても、
少年の心を忘れてはいけない。
年をとって就職して、
いやがおうでも社会の洗礼を浴びて、
大人になっていく。
だが、社会の通過儀礼として
大人になっても、
心技体のすべてが
大人になるわけではない。
なかなかならないものもある。
もっというと、
大人になっては
いけないものもある。
社会に流されて
大人の仮面をかぶってしまうと、
忖度のようなことを覚え、
わるいことも、
上の指示でやってしまうことになる。
社会には、正しいか正しくないかではなく、
上の者に従うという、
それこそ大人のルールが存在する。
そのルールと戦わなくては、
正しい自分が維持できない。
ピュアな気持ちで生きていけない。
ただ、正しいことは、正しいのだ。
なにもかも四角四面に
正しさを追求しろというわけではない。
だが、
どうしても許してはいけないことは、
許してはいけない。
そのことを忘れずに生きていきたいものだ。