(今日のコトバ)
嘘は、真実の痛みから遠ざかる逃亡である。
なぜ嘘をつくのだろう。
小さな嘘、大きな嘘、
いろいろあるが、
それは、簡単にいうと、
真実に目を背けたい時。
なんとか真実から自分が目を背けて、
相手にも真実から目を背けさせたいと
思った時、嘘をついてしまう。
相手が真実を知ることによって、
どう思うかで、罪な嘘もあれば、
いい嘘もある。
ただ、いずれにせよ真実を知ることによる
痛みからの逃亡である。
そう考えると、
生きるための嘘は
標準装備されているものといっていい。
それが、相手を欺く、
相手を傷つける嘘になると罪になる。
人間が生きる上でバランスがある。
そのバランスを失わないために、
嘘が必要な時がある。
嘘と人生。
一度、
ゆっくり考えてみていいと思う。