ふつうとは、守られていること

 

(今日のコトバ)

 

ふつうの中にある幸せは、

大きなことを言わない変わりに、

辛い思いもさせないこと。

 

 

 

 

「もしかして幸せは、

守られることかもしれない」

と思うようになった。

困った時に解決策をもって守ってくれる。

弱った時に強い力で守ってくれる。

悲しい時に笑いの力で守ってくれる、、、、。

山あり、谷ありの人生で、

特に谷の人生の時、

何かの力で守られることが

幸せの正体なのではないかと思うのだ。

もちろん、素晴らしい成功があって、

心の底から感動して、

幸せを共有することもある。

ただ、幸せは大きいものでも、

刺激的なものでもない。

いつもそばにいて、

さりげなくふつうの時間を

提供してくれるものだと思うのだ。

若い頃は、

宝くじが大当たりするようなことが

幸せだと思ったりしたけれど、

年を重ねるたびに、

ふつうでいられることが

一番の幸せと思うようになるものなのだ。

いま、人生がふつうだと思う人は、

まわりをしっかり見つめてみよう。

そこにはたくさんの幸せの芽、

幸せの種、幸せの花がある。

だからこそ、ふつうという尊い時間が

生まれるのだ。

たかが、ふつう。

されど、ふつう。

そのふつうを持っている人は、

この世の中で、とても幸せな人間。

そのことを忘れてはいけない。