(今日のコトバ)
荒野ばかり歩いてきたけど、
振り返ると一本のまっすぐな道に
なっていた。
生きていると、
あっちこっち寄り道ばかり。
どれだけ一つのことに
集中して取り組んでいても、
無駄に思う道を歩き、
無駄に思う時間を使ってきた。
だが、どうだろう。
自分がここまできた道を
振り返ってみると、
なんだかんだいいながら、
一本の道を歩んできた気がする。
デコボコしたり、茨だったり、
落とし穴があったり、
一筋縄では行かない道だったけど、
前へ、前へと、
一本道を歩いてきた。
無駄だと思ったことさえ、
すべて必要なことに昇華して生きてきた。
そこが人間の素晴らしいところでもある。
人生という荒野を、
何とか知恵を絞って
切り抜けてきた力が
人間にはある。
だからこそ、
これから訪れる様々なことも、
なんとかできる知恵がある。
そう信じて力強く生きていけばいいのだ。